2015年10月25日

鉄板?・・・マンネリ?

📖 巨悪利権
濱 嘉之  文春文庫


📖 禁裏付雅帳 政争
上田 秀人  徳間文庫


📖 町奉行内与力奮闘記 一 立身の陰
上田 秀人   幻冬舎時代小説文庫



めんどいので、まとめましたw

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読みなれた作者だと、すぐ読んでしまうんですが



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内容紹介
大分・湯布院温泉で見つかった他殺体。被害者は九州ヤクザの大物・相良陽一だった。謎の凶器の解明を急ぐ青山が察知した日本を牛耳る巨大宗教団体の存在。事件は事件を呼び、舞台は京都、そして福岡へと広がる。黒幕・神宮寺武人、そしてチャイニーズマフィアに公安はどう対峙するのか。
累計54万部突破の「リアルすぎる警察小説」シリーズ第6弾!


もう、6作目になったのですねー。

アマゾンレビューの厳しいことw


確かに、捜査対象は公安が扱うのですから同様になり、捜査手法も同じなのですから、マンネリ化するのもやむを得ないのですが・・・

オイラはむしろ、今回の中国爆買いツアーの裏に潜んだ日中の闇社会、そして政治家、宗教団体、医療団体にからんだ暴力団の犯罪の描写のほうに関心があるので、面白く読みました。


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内容紹介
老中首座松平定信は将軍家斉の意を汲み、実父治済の大御所称号勅許を朝廷に願う。しかし難航する交渉を受けて強行策に転換。若年の使番東城鷹矢を公儀御領巡検使として京に向ける。公家の不正を探り、朝廷に圧力をかける狙いだ。朝幕をめぐる関係はにわかに緊迫する。定信を憎む京都所司代戸田忠寛からは刺客が放たれた。鷹矢は困難な任務を成し遂げられるのか。圧倒的スケールの新シリーズ、開幕!


新たなシリーズは、朝廷と幕府の戦い・・・というより、朝廷の枢要にある公家と手を組み画策する幕閣たちの暗闘w

今作では、松平定信は現役バリバリの老中の地位にあります。

権謀術数・暗闘の上田ワールドが展開されるんですね。


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内容紹介
「儂を大坂町奉行で終わらせるつもりか」。若き内与力・城見亨は、主の曲淵甲斐守から叱責を受けた。だが配下の町方は怠惰と汚職にまみれ言うことを聞かない。どころか甲斐守を排除すべく老獪な一計を案じる。思惑の渦にのみ込まれた亨。忠義心ゆえの生真面目さは町方の餌食か? 保身と出世欲が衝突する町奉行所内の暗闘を描く新シリーズ第一弾!


ついに上田さんも町奉行所に手をつけちまったかーw


まあそうは言っても上田さんですから、市井の人情話などを描くわけはなく、幕府の要職に上りつめようとする高官と、その家臣である主人公が幕閣の政争に巻き込まれていくというお話。

つまらなくはないと思いますが、ただ、ちょっとスケールがねー。 





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posted by 金魚 at 21:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 閑話休題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月21日

またもライトノベルや

📖 
幻想古書店で珈琲を

蒼月 海里  ハルキ文庫


タイトルの『古書店』と『珈琲』だけで買ってしまったオイラは、おバカーw 




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これって、ファンタジーかぁ? ま、いいか・・・。



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内容紹介
大学を卒業して入社した会社がすぐに倒産し、無職となってしまった名取司(なとりつかさ)が、どこからともなく漂う珈琲の香りに誘われ、古書店『止まり木』に迷い込む。そこには、自らを魔法 使いだと名乗る店主・亜門あもんがいた。この魔法使いによると、『止まり木』は、本や人との「縁えん」を失くした者の前にだけ現れる不思議な古書店らしい。ひょんなことからこの古書店で働くこ とになった司だが、ある日、亜門の本当の正体を知ることになる―。切なくも、ちょっぴり愉快な、本と人で紡がれた心がホッとする物語。



最近のノベルの主人公の設定って、無職だったりバイトだったりして性格も気弱な草食系の男子ばっかりなんですかぁw


そんな青年が古書店でバイト・・・ビブリアみたいなーw


ごめんなさい、これは中高生向けのノベルだったんですね。


アラフォーのジジイが、誤って魔界に踏みこんでしまったみたいなーw 



ま、次は 警視庁公安部・青山望『巨悪利権』が待っている。

ドロドロ、シビアな濱 嘉之さんの世界に浸った後にでも、この次作を・・・


   え、読むんかい!? 




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posted by 金魚 at 22:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 大衆小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月17日

本格ミステリばかりじゃ疲れるもんね。 つれづれ

📖 つれづれ、北野坂探偵舎心理描写が足りてない
河野 裕  角川文庫



好きな作家の本がまったく出ていない端境期に・・・

    端境期という言葉が適切ではないのですが、他に思い浮かばないので・・・

しかたなく手に取った本でして・・・失礼w


少しずつ好きな作家を増やしたいわけでして

たぶん去年買い求めたものだと思います。


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プロローグを読んでみると、安楽椅子探偵のような。

その後2、3回チャレンジして読めずに放置しておりました。


どうも文体が合わないと読みにくくて・・・

内容も起伏のない話だとダメだな・・・

クィーンの国名シリーズも『ローマ帽子の謎』を読んで次作を買ったものの、それっきりw

『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』は傑作と言われているのに、過去10回以上チャレンジしても、50ページも読まないうちに挫折www

         (アンドロイドは未登峰の山でも別格である。)

今野さんや上田さんなら一気に読んでしまうんだけどなぁ。


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内容(「BOOK」データベースより)
「お前の推理は、全ボツだ」―駅前からゆるやかに続く神戸北野坂。その途中に佇むカフェ『徒然珈琲』には、ちょっと気になる二人の“探偵さん”がいる。元編集者でお菓子作りが趣味の佐々波さんと、天才的な作家だけどいつも眠たげな雨坂さん。彼らは現実の状況を「設定」として、まるで物語を創るように議論しながら事件を推理する。私は、そんな二人に「死んだ親友の幽霊が探している本をみつけて欲しい」と依頼して…。



幽霊が出てくるのにはがっかりしたけど・・・(背表紙に書いてあるよねw)

ライト・ミステリーだから、しょうがない。


推理をストーリーとして組み立てていくのは面白い。

   (コリン・デクスターの影響を受けているのか?)


「だめだな。まったくリアリティがない。それじゃ読者は納得しない」

「お前の推理は全ボツだ」

「それは酷いな。少なくとも物語のテーマは間違えていないはずです」



こういう流れを面白いと受け取るか、かったるいと思うのかが、この作品の評価の分かれ目でしょう。





続刊を読むかどうか?


読んでみましょう。


         幽霊が出んといいんだけど・・・




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posted by 金魚 at 21:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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