2016年03月19日

それでも読んじゃう上田ワールド

📖 町奉行内与力奮闘記二  他人の懐
上田 秀人  幻冬舎時代小説文庫


      
          
第一作を読んでちょっと冷たく感想を書いたものの・・・



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上田さんの本は読みやすいから、ついつい手を出しちゃうんだよねー。


              

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内容紹介
「他人の懐へ手出ししてきたのはそちらではないか」。江戸町奉行に栄転早々、寺社奉行から因縁をつけられた曲淵甲斐守。配下の町方が富くじの余得を奪おうとしたのが原因だという。衝突回避のため内与力の城見亨が奔走するが、利権が絡む暗闘ゆえ闇は深い。やがて騒動は吉原に飛び火。甲斐守と亨の信念は町方の強欲にのまれるか。波乱の第二弾。



江戸時代が舞台だと、どうしても吉原がでてくるんですね。

幕閣もからむ権力闘争。主人公は剣は冴えるけれども、いささか世事に疎い。しかし誠実な人柄から権力を持つ人物がバックにつく。さらにおきゃんで美人で、男を尻に敷くような女性。

どうしても似た設定になってしまうのは否めません。

それでも読みやすい文体で面白いから読んでしまうんですね。


作者からのメッセージ

「いつの世も同じだが、どんな交渉ごとでも前もっての打ち合わせで成否は決まる。前例と慣例で動く社会は、経験の浅い若者に厳しい。しかし、その辛い思いが、若者を大きく育てていく。
くじけそうになる若者を支えるのは、苦労人たる先輩、そして癒すのは美しい女。
 物語の役者はそろった。」



一巻目は舞台設定。この二巻でようやく主人公を支える脇役が固まり、

いよいよこれから・・・三作目を期待します。



ああ、また神様の御用人を後回しにしてしまったぁ。
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posted by 金魚 at 07:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 時代小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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