2016年07月20日

宗旨換え

昨年の12月に書き留めただけで、アップせずにしていました。今日はブログ開設11年目に当たるようなので、加筆して掲載します。
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📖 炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学
夏井 睦  光文社新書

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内容紹介
自分の身体で糖質制限を試し、効果や危険のなさを確かめた著者は、糖尿病の糖質制限治療の第一人者である江部康二氏と親交を深めながら、栄養素としての糖質の性質や、カロリーという概念やその算出法のいいかげんさ、そしてブドウ糖からみえてくる生命の諸相や進化などについて独自の考察や研究を開始。本書では、糖質からみた農耕の起源についても新説を展開、穀物栽培により繁栄への道を得た人類が、穀物により滅亡への道をたどりつつあることも指摘する。著者のHPに日々寄せられる、多くの糖質セイゲニストからの体験談の一端も紹介。糖質を切り口に様々なことを考える。




この本は去年か一昨年に読んでおり、大変興味深かったのですが。


石塚左玄信奉者のオイラとしては・・・


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すぐには踏み切れず、ここまでたどり着きました。



📖 糖質制限の真実   日本人を救う革命的食事法ロカボのすべて 
山田 悟  幻冬舎新書


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内容紹介
生活習慣病が激増している。その8割を占める糖尿病、高血圧、脂質異常症は、さらにガン、心臓病、脳卒中の三大死因につながっていく。特に糖尿病とガンの密接な関係を考えると、40歳以上の3人に一人が血糖異常者という現状は危機的だ。欧米人に比べ日本人は糖質に弱い。人間ドックで見落とされる食後高血糖を防ぐには、血糖値を上げる唯一の原因、糖質(炭水化物・果物・芋・豆等)をコントロールするしかない。そのための新しい食事法がロカボだ。巷にあふれる根拠に乏しい糖質制限とは違う、最新栄養学に基づく革命的食事法を徹底解説。


📖 ケトン体が人類を救う 糖質制限でなぜ健康になるのか
宗田 哲男  光文社新書

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内容紹介
ブドウ糖信仰から目を覚ませ! 今、世界中で注目の「ケトン生活」の安全性を実証した待望の書
これまでの治療は間違っている! ! 糖尿病、肥満をはじめ、がんやアルツハイマー病…etc.の治療に、
なぜ、糖質制限やケトン食が有効なのか……??
世界ではじめて、胎児や赤ちゃんが「糖質制限」していることを発見し、多くの糖尿病妊婦を救っている医師による、渾身の1冊!



うーむ。宗旨がえせんといかんのかな・・・。


始原のヒトが肉食生物であったという理論はわかる。


しかし、石塚左玄という明治時代の医師で陸軍薬剤監、軍医を勤めた人物に人間穀食動物論というものがある。

人類穀食動物論 「人類は穀食動物なり」
人間の歯は、穀物を噛む臼歯20本、野菜を噛みきる門歯8本、肉を噛む犬歯4本なので、人類は穀食動物である。



人類700万年の歴史の中で穀物を食するようになった歴史はたかだか1万年でしかない。だが歯の種類の構成が上記のようになったのはヒトが雑食となりさらに穀物を食するようになった結果であり、またその短い歴史の中ですでに日本人の腸は欧米人よりも長くなっているという。
いまだヒトはDNAをはじめとする身体の構造が追いついていないことはわかるが、その変化を無視することが正しいことなのか。


もっと重要なことは、地球環境であろう。


人類は今世紀中に100億の人口に達することを避けられそうにない。


肉食のために飼育する動物を成長させるために多くの穀物を必要とする。諸説あるが、

鶏肉1sを生産するのに必要な穀物は 2s
豚肉1sを生産するのに必要な穀物は 4s
牛肉1sを生産するのに必要な穀物は 10s


穀物中心の食生活を送るのに比較して肉類を多く食すれば多大の穀物生産が必要となる。それは使われる穀物だけでなく、それを生み出すための水、肥料、除草剤などの資源の消費を必要とする。


世界の全ての人々が欧米人や日本人と同じレベルの食生活を維持するだけの資源はない。おそらく中国あるいはインドの国民が先進国の生活レベル(食だけでなく全ての生活レベル)に到達する前に地球環境は破たんするであろう。


好むと好まざるにかかわらず、世界人口を維持するためには穀物中心の食形態は必須なのではないか。


そもそも、糖尿病をはじめとする生活習慣病の原因の多くは栄養過多、つまり食の贅沢によるものであり、人類の歴史の中で飢餓を乗り越え飽食の時代を迎えられたのはたかだか数十年でしかない。

生物は全て飢餓におびえた歴史であり、その体は飢餓に備えた構造になっているようだ。

であるなら、飽食そのものが人類を脅かす最大の要因に違いない。



kitakatas.gif上田秀人さんや今野敏さんの作品はいつも読んでいます。はまった作者の本ならば即日読了するのですが、なじみのない作家では数日どころか読むのを中断して数カ月経ってしまうこともあります。

結局この年になってしまうと、新たな作家の開拓はなかなか難しいってことなんですね。残念。

ただね、もう人生も残り少ないのだから、勉強のために読むのは専門書だけにして、あとは娯楽のためだけに読むってことでいいと思うんです。

たまに、新たな作家に巡り合えると幸せな気分になれます。


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posted by 金魚 at 00:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 評論・対談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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