2010年04月18日

今になって、塩狩峠・・・

本 塩狩峠 
三浦綾子  新潮文庫



本棚にある、かみさんの文庫本。

芝木好子、瀬戸内晴美、三浦綾子、曽根綾子、佐々木丸美、辻邦生、トーマス・マン等々。



       佐々木丸美さんや辻邦生さんは読んだっけな。



瀬戸内晴美、三浦綾子かぁ・・・・・仏教 vs キリスト教w



キリスト教にしてみるか。


               
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内容(「BOOK」データベースより)
結納のため札幌に向った鉄道職員永野信夫の乗った列車が、塩狩峠の頂上にさしかかった時、突然客車が離れ、暴走し始めた。声もなく恐怖に怯える乗客。信夫は飛びつくようにハンドブレーキに手をかけた…。明治末年、北海道旭川の塩狩峠で、自らの命を犠牲にして大勢の乗客の命を救った一青年の、愛と信仰に貫かれた生涯を描き、人間存在の意味を問う長編小説。




この内容紹介文、相当ずれてますな。




主人公、永野信夫の10歳の少年時代から描かれています。その成長と、人間形成に関わる人との出会い。

明治初頭、祖母は当然ながら江戸時代の人間であり、士族の家柄を意識し、誇り高い。

父は、温厚な人柄であるが、信念を持って生きている。



読みやすい文体で、初めの数十ページは、次郎物語のような印象を受けました。



あらすじに触れることはあまり書きたくないのですが、



親友との出会い、肉親の死、そしてキリスト教が、信夫の人格形成に大きく関わっていきます。



ネットの書評で、「キリスト教が鼻につく」というようなものがありましたが、金魚はそのような印象はありませんでした。

キリスト教に感化されて、信者として生きた人物の物語なんですから、キリスト教のことをある程度詳しく書かなきゃ話にならないでしょう?




傑作、名作というよりも・・・


       良作と評価したい。



50過ぎのオヤジだけど・・・素直に、感動、感銘を受けました。

           金魚は素直なんです。猫


できれば、高校、大学時代に読んでおきたかった作品です。



娘には、「今読んどけよ。」と薦めました。



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posted by 金魚 at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 純文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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