2013年01月14日

百田さんの本を読む。

ローマ帽子の秘密も読み終わったことだし、上田さんや今野さんや濱さんの新刊もまだ出ていないようなので、


百田 尚樹さんの『モンスター』と『プリズム』を探しに本屋へ行きました。


唐突の『百田 尚樹』w

   ごくわずかの人しかオイラのこの行動は理解できないw



さて・・・・・


『モンスター』はすぐに見つかりましたが。

背表紙の内容解説を読んで、「オイラには無理。」と断念した。

『プリズム』は、書店3店舗まわったけど置いてなかった。




そんな中で、どの書店でもドカドカと並べてあるのが、

本 永遠の0
百田 尚樹  講談社文庫


知らん作家だし。

0ってなんだ?



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0って、零戦のことかぁ。


オビを読むと・・・・・

「たかじんのそこまで言って委員会」「行列のできる法律相談所」「NHKニュース」各メディアで大絶賛!! 120万部突破  おかげさまで各書店第1位

なんか読む気なくすような文字が並ぶなw

『たかじん』w

オイラはウヨクじゃありません。

『・・・こころ』を読んでる方はそう思ってないかぁ?w


子供のころ『丸』は必読書だったなw 戦記ものもよく読んでいた。兄が買ってくるんだもの。『大空のサムライ』も読みました。

小学生の時、百貨店の屋上だったと思うんだけど、「ゼロ戦展」に行ったっけ。
        写真が残っているw

       父は自衛官だぁw 

でも、ネトウヨじゃありませんw キッパリ。


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内容紹介
「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、1つの謎が浮かんでくるーー。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。


解説は、あの読書家の児玉清さんだった。

 「こころを洗われるような感動的な出来事や素晴らしい人間と出逢いたいと、常に心の底から望んでいても、現実の世界、日常生活の中ではめったに出逢えるものではない。しかし、確実に出逢える場所がこの世にある。その場所とは、本の世界、つまり読書の世界だ。もっと場所を小さく限定すれば、小説(フィクション)の世界と言っていい。」


児玉さんは、 

「・・・しかも途中、何度も心の底からこみあげてくる感動の嵐に胸は溢れ、突如うるうると涙し、・・・」


オイラも50を過ぎて涙もろくなっているので、うるうるとしちゃいました。


アマゾンのレビューでは、おおむね高評価ではありますが、酷評もあり。

他の本のリライトだのパクリだの。また、軍上層部や将官に戦争責任を押し付けているとか。

登場する左巻きの新聞記者があまりにステレオタイプで現実味がないとか。


再び、児玉さんの文。

「しかし、戦争のことも、零戦のことも知らない若者たちが読んでも素晴らしい感動が彼らの心を包むであろうことはまちがいないことをここで強調しておきたい。いや、むしろそういう若者たちにこそ、ぜひ本書を読んでもらいたいと痛切に思っている一人だ。作者の意図もそこにあったと思う。」

そのとおりだと思います。


作者は、参考文献を紹介しているものの、

戦争に詳しい人が物足りなく思ったり、批判するのは当然だとは思うが。


大東亜戦争どころか、対米戦争だけでもこんな一冊の文庫で知ることなどできない。陸軍、海軍の戦闘さえも描ききれない。


まったく先の大戦について知識がない方には読んでおいてもらいたい作品。

そして、読後には、アマゾンの絶賛レビューではなく、☆☆や☆のレビューを読んでおくべきでしょう。


取材した戦友の証言が物語の流れに合わせるように順良くなっているし、結末のヤクザの話まではあざとく感じてしまうところも酷評の一因。


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最近のドラマや小説って・・・・・

やたらタイムスリップ前提の話が多いし 雪

ストーリーが粗雑で、ご都合主義のものが多いのは認める。

村上春樹の『海辺のカフカ』なんて、ひどいもんだよ。


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これは放送作家の小説デビューなんですね。


傑作とも名作とも言えませんが、

          おススメしておきます。


『モンスター』や『プリズム』とは全然違う作品なんだろうなー。雨



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posted by 金魚 at 14:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 大衆小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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