2013年01月31日

神、人類進化・・・百億の昼と千億の夜

本 百億の昼と千億の夜
光瀬 龍  ハヤカワ文庫


本の裏表紙には、『日本SFの金字塔』とあります。


この文庫本は、

同じく日本のSFの古典である、

神狩り
bye2.gifと一緒に買ったものです。


どひゃ。がく〜(落胆した顔)

2年以上も前かいな・・・・・。


『日本SFの金字塔』に魅かれて購入したんですが、

序章の、

「寄せてはかえし 寄せてはかえし・・・」 のかっこつけたフレーズに嫌気がさして、ぶん投げてしまったんですね。メンゴ、メンゴw


2年もほったらかしにしておきましたが、読む本がなくなったので日本SFの傑作ということなので。


ani_book2.gif  ま、再チャレンジしよっか。


images.jpg

内容紹介
西方の辺境の村にて「アトランティス王国滅亡の原因はこの世の外にある」と知らされた哲学者プラトンは、いまだ一度も感じたことのなかった不思議な緊張と不安を覚えた……プラトン、悉達多、ナザレのイエス、そして阿修羅王は、世界が創世から滅亡へと向かう、万物の流転と悠久の時の流れの中でいかなる役割を果たしたのか?――壮大な時空間を舞台に、この宇宙を統べる「神」を追い求めた日本SFの金字塔。



序章を含めると9つの章から構成されます。

序章は、惑星の誕生から生物の誕生、進化。

第1章は、『モノリス』を想起させるような雰囲気が。

第2章は、なんと、プラトンとアトランティスの話が。

第3章は、ブッダか?

第4章は、イエス・キリスト!

第5章、第6章は、それまでの章から一気に物語が発展する。


     生物の進化の果てを見せつける。

宇宙を創造し統べる『神』、あるいは上位の意志とは何か。

第7章で、人類あるいは他の惑星の知的生命の進化と滅亡と『神』の関係が明らかにされる。

最終章である第8章では・・・・・。


壮大な世界観と『神』の解釈。

     圧倒される内容でした。


「圧倒される」とは言いましたが、「幼年期の終わり」、「リング、らせん、ループ」三部作、「星を継ぐもの」「アトムの子ら」などを読んでいるので、衝撃を受けるほどではありませんでした。

でも、面白い。

『日本SFの金字塔』と評価されているのに納得。

        傑作とオススメいたします。


この作品でのイエスの設定は、五十嵐さんの『審判の日』と同様に大胆w ・・・・・日本人作家でなくてはできなかったのではないでしょうかw


                   swings.gif                

 

さて、


神狩りも、この作品もいささかせつない。無常感というか、暗いというか。


欧米人と日本人の世界観・価値観・文化の違いなのかなぁ。

そこで・・・・・

幼年期の終わり星を継ぐものを読み、

そして、これに比較して日本人作家の

「百億の昼と千億の夜」、「神狩り」、「リング・らせん・ループ」を読み、


この世界、人類進化、そして「神」といわれるものについて、SF作品にひたってみませんか?





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posted by 金魚 at 18:33| Comment(0) | TrackBack(0) | SF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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