2013年04月29日

行楽日和に読書   模倣の殺意

本 模倣の殺意
中町 信  創元推理文庫

オビには、 これはすごい!  しかしこの本に関しては多くを語れません。驚きたい方はぜひ手に取ってみてください。』

当たり前だ。ミステリの紹介で多く語れるかい!w


読売新聞の記事で、『時代が追いついた「ミステリー」』と激賞されてました。

2012年末、文教堂が店頭に平積みしてプッシュ。記事が掲載されていた時点で、20万部も増刷されたそうです。

現在、文教堂の売れ行きランキングでベストテンにランクイン。

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天気いいけど、どこにも行かずに読書かなw




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内容(「BOOK」データベースより)
七月七日の午後七時、新進作家、坂井正夫が青酸カリによる服毒死を遂げた。遺書はなかったが、世を儚んでの自殺として処理された。坂井に編集雑務を頼んでいた医学書系の出版社に勤める中田秋子は、彼の部屋で偶然行きあわせた遠賀野律子の存在が気になり、独自に調査を始める。一方、ルポライターの津久見伸助は、同人誌仲間だった坂井の死を記事にするよう雑誌社から依頼され、調べを進める内に、坂井がようやくの思いで発表にこぎつけた受賞後第一作が、さる有名作家の短編の盗作である疑惑が持ち上がり、坂井と確執のあった編集者、柳沢邦夫を追及していく。著者が絶対の自信を持って読者に仕掛ける超絶のトリック。記念すべきデビュー長編の改稿決定版。


せっかく読売さんの書評を読んで買ったにもかかわらず、他の文庫読んでしまいましてw

このままではいかんと、連休を利用して読みました。


冒頭で、推理作家 坂井正夫の死亡の概要が説明された後、出版社社員の中田秋子とルポライターの津久見伸助が別々に事件の真相を追う状況を交互に描写していくという構成。

中田秋子と津久見伸助が犯人と疑う人物は異なるため、少なくともどちらかが誤っているのであるが、各々疑う人物のアリバイを崩すため調査を進めていく。

推理の仮説を積み重ね、調べていくうちに新たな事実が判明し、推理を修正する。


コリン・デクスターのモース警部シリーズを好きな方には面白い作品ではないでしょうか。

最後のどんでん返し。


ミステリ小説として面白いのですが、デクスターさんの作品と異なるのは、ユーモア、ウイットがないところです。

      ドラマ化すると暗いw

欧米作家の作品は、どんなに深刻なテーマでも、どんなに緊迫した場面でも、主人公がジョークを飛ばしたりして救いがあるんだよねー。

三谷幸喜さんあたりから、日本のドラマや映画でもユーモアあふれた明るい作品が生まれてきたと記憶しているのですが。


   40年前の作品ですからね。


日本は私小説にしろミステリにしろ暗かったw


「一読の価値あり」と薦めるか、「無理して読むこともない」とするか・・・微妙。


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     オイラとしては読んでおいて良かったと。




「 悪名の棺 笹川良一伝 」、150ページ読んだところで中断して他の小説読んじゃいました。

まだ、外国人作家でも暗〜いクイーンさんの作品も2冊残ってたっけw
                

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posted by 金魚 at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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