2007年03月22日

久々の沢木耕太郎     【無名   沢木 耕太郎】

無名
  沢木耕太郎  幻冬舎文庫

無名
無名
posted with 簡単リンクくん at 2007. 3.22
沢木 耕太郎〔著〕
幻冬舎 (2006.8)
通常2-3日以内に発送します。



沢木耕太郎さんの作品は、『敗れざる者たち』など数作読んでいますが、長らく遠ざかっておりました。


文庫本背表紙の文

一合の酒と一冊の本があれば、それが最高の贅沢。そんな父が、ある夏の終わりに脳の出血のため入院した。

混濁してゆく意識、肺炎の併発、抗生物質の投与、そして在宅看護。

病床の父を見守りながら、息子は無数の記憶を掘り起こし、その無名の人生の軌跡を辿る―。生きて死ぬことの厳粛な営みを、静謐な筆致で描ききった沢木作品の到達点。

以上

ノンフィクション作家として有名な沢木耕太郎氏に対して、無名な市井の人である父。その父の人生、そして父と子の触れ合い・係わり合いを通して沢木氏自身のアイデンティティを・・・。


この本は、その内容に惹かれて昨年秋に買ったものの、生々しく感じられてしばらくそのままにしておりましたが、父の一周忌が済み落ち着いて読むことができました。



久々に良い作品に出会えました。読了して満足しております



三十代以上の男性諸氏、まだ父上がご存命の方にも父上を亡くされた方にもおススメの佳品であります。




  猫 今回は、一切批判も貶しもなくの書評でした・・・珍しい。
posted by 金魚 at 23:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 大衆小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/36613860
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
banner_04.gif この書評、気に入りましたらお願いします。