2007年06月21日

また、読み比べてみますか?

恩田陸さんの本は、タイトルは忘れましたが、だいぶ以前に書店で立ち読みをしていて、ぶん投げた記憶があります。
ほんとにぶん投げたわけじゃありませんよ。心の中でという意味です。オイラは本は大事にしてます。30年前の文庫本も残っています。




本 光の帝国 常野物語

    恩田陸  集英社文庫


      30723907.jpg


膨大な書物を暗記するちから、遠くの出来事を知るちから、近い将来を見通すちからー
「常野」から来たといわれる彼らには、みなそれぞれ不思議な能力があった。穏やかで知的で、権力への志向を持たず、ふつうの人々の中に埋もれてひっそりと暮らす人々。
彼らは何のために存在し、どこへ帰っていこうとしているのか? 不思議な優しさと淡い哀しみに満ちた常野一族をめぐる連作短編集。
              文庫背表紙より。



アマゾンの50を超えるブック・レビューには共通して、「優しい」、「もの哀しい」、「不思議な」などの語句が並びます。


10作の短編は、それぞれ工夫を凝らした作品に仕上がっていつつ、繋がっています。





秀逸な作品でありますが、オイラには作者が何を訴えたいのかわからないなぁ おいおい、褒めてんのか、貶してんのか? がく〜(落胆した顔)



第一話、第二話からグイグイと引き込まれ読み進みましたが、六話目の「光の帝国」はがっかりしたなぁ。
おいおい、それって本のタイトルやんか〜 もうやだ〜(悲しい顔)




間違いなく言えるのは、


      この小説、読んだほうが絶対お得です。

                
              ほっ。



以前一度こちらで紹介しましたが、同じように超能力者をテーマとした作品である『龍は眠る』『アトムの子ら』などと読み比べてみると面白いと思います。猫







このブログの数少ない(ほんとうに数少ない)読者のTさんから、「記事の更新まだですかぁ?」と言われていたのですが、体調不良に続く相次ぐ出張で大変遅れてしまいました。ごめんなさい。
posted by 金魚 at 19:15| Comment(0) | TrackBack(0) | SF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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