2005年07月22日

2回目は、ループかな・・・

本 リング、らせん、ループ   
鈴木 光司  角川ホラー文庫


 「リング」が駄作なら、「らせん」は佳作、そして『ループ』は傑作でしょう。これらを、ホラー文庫にしてしまった角川の人たちはおバカさんです(まぁ、売れりゃあなんでもいいわけなんでしょうが。)


ホラー映画として、あまりにもヒットしてしまったために、大方の人々は、この三部作をやはりホラー小説として認識しているのでしょうか?

そう、原作を読まずして映画だけを観た人は、間違いなくホラーだと思い込んでいるのでしょう。

いいえ、コレはSFです!



「リング」と「らせん」は、あくまでも『 ループ 』のための伏線でしかありません。

そして、

『 ループ 』こそが、壮大かつ深遠なテーマなのです。・・・ほめすぎかぁ?


ループ
ループ
posted with 簡単リンクくん at 2006. 9. 1
鈴木 光司〔著〕
角川書店 (2000.9)
通常2-3日以内に発送します。


コンピューターの仮想空間に作り上げた人工生命、この現実の地球の歴史を模した生物界の進化の歴史と現実界とのリンク、上位の意識(神)・・・本当に面白いテーマだと思います。今こうして現実に存在していると思い込んでいる我々の世界も、実はより上位の世界のコンピューターの中の仮想現実だったりして・・・。

 映画を観ただけだったり、「リング」だけで読むのを止めてしまったそこのあなた! いけません! すぐに本屋に走って、『ループ』を買いましょう 。

 ・・・今回も、角川の文庫を奨めてしまったようで・・・次回は、クラークお爺の『幼年期の終わり』を語る予定です。ではまた。
posted by 金魚 at 00:13| Comment(0) | TrackBack(1) | SF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/5264068
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック

リング・らせん・ループ/鈴木光司
Excerpt: 映画版「リング」がハリウッドでリメイクされたおかげで、 原作の方も海外で注目されるようになりました。 英語版の「リング」「らせん」はハードカバーだけじゃなく、 手頃なペーパーバックも出ています。 (こ..
Weblog: 英訳小説のスゝメ
Tracked: 2005-10-24 04:33
banner_04.gif この書評、気に入りましたらお願いします。