2005年07月23日

2001年宇宙の旅・・・って、もう未来じゃないのですね。

本 2001年宇宙の旅
   アーサー・C・クラーク ハヤカワ文庫


 文庫本には、SF史上に燦然と輝く記念碑的傑作と書いてあるけど、本当かい?

 映画は大評判で名作と言われていますけど・・・冒頭のツァラトゥストラの、ターンタータターン、ドンダンドンダンドンダンというこけおどし的な、しかしまさに壺にはまった音楽に、観客は参ってしまったのでしょうが、原作はというと、「あんまり面白くない」と思うのは、私だけ?

 クラークお爺は、続編の<2010年宇宙の旅>どころか、性懲りもなく、<2061年宇宙の旅>まで出してくれおって、2001年を読んだいきががり上、仕方なく読み続けてみたけど、長編の駄作の読破って本当に苦痛よ!

 ようやく、<3001年終局への旅>を手にした時は、本当にこれで終わりなんですねっ!と安堵いたしましたよ。やれやれ。

 ・・・というわけで、まだこの宇宙の旅シリーズを読んでいない方は、読む必要はありません。映画で十分です。もしも貴方が、完璧主義とか潔癖症であったらさあ大変、2001年を読んだが最後、2010年、2061年をという蟻地獄、無間地獄におちいりますぞ、あな恐ろしや・・・
ノウマクサマンダバサラダンセンダンマカロシヤダソワタヤウンタラタカンマン・・・不動明王真言を貴方のために唱えときましたからね、もう安心です。


本 幼年期の終り
   当然、クラークお爺  ハヤカワ文庫


幼年期の終り
幼年期の終り
posted with 簡単リンクくん at 2007. 5. 3
アーサー・C・クラーク著 / 福島 正実訳
早川書房 (1997.7)
通常2-3日以内に発送します。



 前振りが、長くなりましたが、いよいよ本題です。
『幼年期の終り』こそは傑作です。
たかがSFと馬鹿にするなかれ、名作にはやはり、文学の香りが漂うものです。


 それは、この小説に限らず、例えば、『アルジャーノンに花束を』しかり、『夏への扉』しかり、詩情豊かな作品に仕上がっております。こういう作品に出会えれば至福が訪れますね。

 突如として現れた、巨大宇宙船団。人類の知能・科学を凌駕する宇宙人による支配、彼らの目的は? そして人類の未来は? 壮大なテーマのもと驚くべきストーリーが展開されてゆきます。

 しかし、ハヤカワ文庫は字が細かすぎるぞ! なんとかしてくれい!

 ということで、今回のおススメは、『幼年期の終り』でした。次回は、本格的ミステリかな?


posted by 金魚 at 23:12| Comment(1) | TrackBack(2) | SF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントありがとうございました。
幼年期の終わりもおもしろそうですね。
日本に帰ったら読んでみます!
Posted by めぐめぐ at 2005年08月06日 05:08
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