2005年09月25日

宮部みゆきさん『理由』を酷評してしまった罪滅ぼしに・・・

魔術はささやく
  宮部みゆき  新潮文庫


魔術はささやく
宮部 みゆき著
新潮社 (1993.1)
通常24時間以内に発送します。


 宮部さんのことは、相当以前から気になってはいたのですが、《日本人作家のミステリはつまらない》が持論(偏見とも言う)の小生はなかなか読む気になりませんでした。ようやく読んだのが2年前のこと。

 いや〜面白い。ミステリとして優れているという意味ではなく、小説して読ませるのであります。読者を引きつけて退屈させないという、小説として最も大切な要素を持っているのです。

 〔ミステリとして優れているという意味ではなく〕と書いてしまいましたが、この作品は《日本推理サスペンス大賞受賞作》です、念のため・・・こういう表現では褒めてない?

 まあ、小説として面白いということで・・・・・オイラのミステリの基準は、『コリン・デクスター』、『ディック・フランシス』、『ピーター・ラヴゼィ』なもんですから。


龍は眠る
  宮部みゆき  新潮文庫


竜は眠る
竜は眠る
posted with 簡単リンクくん at 2006. 7.31
宮部 みゆき著
新潮社 (1995.2)
通常24時間以内に発送します。

   グッド(上向き矢印) ひ、ひどい もうやだ〜(悲しい顔)

 日本推理作家協会長編賞を受賞したこっちのほうが好きだなぁ。「超常能力を持つ人間の、社会で生きていくことの難しさをテーマ」としたといえば、少し意味合いが異なるものの、
外国作品の『アトムの子ら』(これは傑作ですよね)と比較して読んでも面白いと思います。


 以前のブログでも、同じテーマで日本の作家と欧米作家の作品の比較をしましたが、そうして読書するとほんと楽しい・・・前回は{よみがえり}で4つの作品を紹介しましたが、いかがでしたか?


 テレビドラマ化された『本所深川ふしぎ草紙』は、人気というけれど、読んでみたらイマイチでした。やはり、山本周五郎さんにはかなわない。
posted by 金魚 at 10:00| Comment(5) | TrackBack(0) | ミステリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
宮部みゆきはじつはまだ読んだことないんですが
金魚さんのブログを読んでから
帰ったら買って読みたいなあと思います。
こっちで買うとめちゃくちゃ高いので…
Posted by めぐめぐ at 2005年09月27日 01:29
めぐめぐさん、グーテンターク・・・時差わからず。

 あちこち書評ブログめぐりをしてみると、宮部さんの小説の評価はけっこう分かれています。

 文章構成力は、評価されていますが、アイデアが陳腐という酷評もあります・・・ちょっと厳しすぎる。

 小生としては、『理由』から読み始めるのはお勧めできません。ただ長いだけ。やはり、この2作から入るのが無難だと思います。
Posted by 金魚 at 2005年09月27日 01:56
そうですかー分かりました
2作目ですね。 ありがとうございます。
Posted by めぐめぐ at 2005年09月30日 00:37
宮部みゆきさんは現代物も時代物もすごいですよね。
わたしは中でも『火車』が忘れられません。初めて読んだ作品だったからかも〜。
『龍は眠る』も途中でやめられなくて徹夜し、目の下にクマができました(笑)。
あとシェパードのマサが出るシリーズの大ファンです。
『悪魔はささやく』はどんな話だったかしら?
(読んだような読んでいないような)
『理由』はまだ読んでいません。
Posted by kurigeuma at 2005年10月08日 21:56
kurigeumaさん、『龍は眠る』は面白いですよね。

『理由』は、やめたほうが・・・・・テレビでワイドショー見てたほうがはるかに有意義ですよ。

・・・また、酷評してしまった!

『悪魔はささやく』について
すみません。原則としてあらすじを書かないブログなもんですから。下手に書くと読みたくなくなってしまうのが怖いので(特にこの作品は危ない)

テーマとかモチーフとか、あるいは他の作品との比較で書評をしたいと考えています。
Posted by 金魚 at 2005年10月09日 22:17
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