2017年01月17日

ますますハマる。

今野敏、上田秀人さんに続き、ハマった濱嘉之さん。




📖国家簒奪
濱嘉之  文春文庫



警視庁公安部・青山望シリーズの第9弾です。



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面白いんですよねー。           



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内容(「BOOK」データベースより)
組ご法度の覚醒剤取引に手を出した若頭が名古屋・栄で爆殺された。背後には、バハマリークスに端を発する国際金融の闇が―。英国のEU離脱、アメリカ大統領選と、意外な結果に終わった“国家簒奪”の波は、どこに向かうのか。日中韓のマフィア勢力図が激変するなか、公安のエース・青山望は国家の敵を追う。絶好調シリーズ第9弾。



裏社会には全く縁のない(あったら怖いけどw)、また経済にうといオイラにとって、このシリーズは本当に興味深いものです。


中国や韓国の情勢など、新書読むよりよっぽど効率がいいw



ただね・・・・・読後感が。


この国これから大丈夫なのかなぁ・・・・・と不安になっちまうんですよね。


今回は、前作より面白かった。



ミステリのカテゴリに入れていますが、推理小説ではなく、警察小説・・・しかもマニアックな社会小説です、念のため。


刑事の派手なアクションシーンや推理を期待しちゃダメよ・・・・・。


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posted by 金魚 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月04日

物足りない・・・   今野敏  警視庁強行犯係・樋口顕

📖 廉恥 警視庁強行犯係・樋口顕
今野 敏   幻冬舎文庫



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シリーズものとはいえ、前作から14年ぶりの作品だそうで・・・。



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内容紹介
警視庁強行犯係・樋口顕のもとに殺人事件の一報が入る。被害者は、キャバクラ嬢の南田麻里。彼女は、警察にストーカー被害の相談をしていた。ストーカーによる犯行だとしたら、警察の責任は免れない。被疑者の身柄確保に奔走する中、樋口の娘・照美にある事件の疑惑が……。警察組織と家庭の間で揺れ動く刑事の奮闘をリアルに描く、傑作警察小説。




まー、作風が好きなので、楽しく読んだのですが。




ドラマ化を想定しての設定なんですね。 

現に、昨年テレビドラマになっていたw


それにしても、

女性キャリアの設定は、他の作品でやっていたし・・・

子供が犯罪に関わる?のも、他の作品でやっていたし・・・



     新鮮さがない・・・。


いささか残念な作品でありました。



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前三作のあとで、期待しすぎてしまったんですねー。



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2016年03月10日

いつの間に出たのか隠蔽捜査

📖 宰領: 隠蔽捜査5
今野 敏  新潮文庫


新聞広告見落としていたんでしょうか・・・

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今日本屋に行ったら、見つけたー。ソッコウで読みました。



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内容紹介
衆議院議員が行方不明になっている伊丹刑事部長にそう告げられた。牛丸真造は与党の実力者である。やがて、大森署管内で運転手の他殺体が発見され、牛丸を誘拐したと警察に入電が。発信地が神奈川県内という理由で、警視庁・神奈川県警に合同捜査が決定。指揮を命じられたのは一介の署長に過ぎぬ竜崎伸也だった。反目する二組織、難航する筋読み。解決の成否は竜崎に委ねられた!


アマゾンレビューは甘いなーw


そんな中で、

『いつもの竜崎、いつもの対抗馬、いつもの伊丹。』という手厳しいコメがw


竜崎のキャリアの地位に驚くという水戸黄門的読みどころ?

       浅見光彦のほうが近いかw


大事件の時に必ず竜崎の家庭でも事件が起こるしw

まー、これは奥さんのセリフ、

「家のことは任せて、国の仕事をしてらっしゃい」


を言わせたいのねw



このまま偉大なるマンネリとなるのか、それとも読者をうならせるのか。


一気に読んでしまったのですから、面白いことは面白いのですけれどね。


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書店で文庫のランキングで1位の池井戸さんの七つの会議も8位の上田さんの研鑽も買ってます。

研鑽も即日読んだけれども、七つの会議は手つかず、神様の御用人もほったらかしw

ここのところ忙しくて・・・。

早く御用人読まなくっちゃ。


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2016年02月11日

在庫整理

📖 フランス白粉の謎
エラリー・クイーン  創元推理文庫


      
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第一作の『ローマ帽子の秘密』を読んで記事を書いたのがこの頃・・・


つまりは3年前ってことだな。そしてすぐにこの第二作を買ったはず。

さらにそのあと第三作の『オランダ靴の秘密』を買った。

これもまた、いまだに積ん読というか置い読というかw


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少ーし読んではやめ、少ーし読んではやめでなかなか読み進めなかったんだよねー。

その間、他の小説かなり読んじゃいましたw

              

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五番街にある“フレンチズ・デパート”のウィンドウに展示された寝台から、女性の死体が転がり出た。被害者はデパートの取締役会長の後妻。遺体のくちびるには口紅が塗りかけで、所持していた別の口紅からは謎の白い粉が発見される…。この怪事件から唯一無二の犯人を導き出す、エラリーの名推理。巨匠クイーンの地位を不動のものとした“国名シリーズ”第二作。



古典ミステリの傑作です。

だから、読み進めてもなかなか面白くならないw


460ページほどの長編作品ですが、300ページくらい読んでようやく面白くなってきたw

だって、古典ミステリなんだもん。



読んだ甲斐はありました。さすが『古典ミステリの傑作』と称されるだけのことがある。

でも、読むのが大変ね。


・・・・・オイラって、ほんとはミステリ好きじゃないのかなぁ。



時代小説にも少し飽きてきたので、クイーンさんの国名シリーズ読んでみようかな。

なんて言っておきながら、こんなに放っておいたんですねーw


『オランダ靴の秘密』はいつまでに読破できるのでしょうか・・・。

まずは、次女にようやく返してもらった『神様の御用人5』を読んでから。

 
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定番?、鉄板?

📖 警視庁公安部・青山望 頂上決戦
濱 嘉之  文春文庫


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買うのも読むのもちょいと遅くなっちゃいまして。



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内容紹介
初冬の温泉郷で発生したフグ毒殺人は、公安vs巨悪「頂上対決」の幕開けだった―。上海と香港の中国マフィア勢力争い、新旧日本ヤクザの利権争い、そして警視庁に巣食う派閥争い。それぞれの大分裂が絡み合う中、青山ら同期カルテットが対峙する新たな敵の正体とは。公安警察を知りつくした著者による人気シリーズ第7弾!


この作家のアマゾンレビューはいつも結構厳しいんですよねw



一般人がうかがい知れない裏社会を、また今日的な話題を読ませてくれるだけで面白いのですが。


オイラはけっこうハマっています。


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2016年01月22日

もっと評価されてほしい。

📖 つれづれ、北野坂探偵舎 トロンプルイユの指先
河野 裕  角川文庫



このシリーズの第一作を取り上げたときに・・・
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好きな作家の本がまったく出ていない端境期に・・・

    端境期という言葉が適切ではないのですが、他に思い浮かばないので・・・

しかたなく手に取った本でして・・・失礼w

とか、

幽霊が出てくるのにはがっかりしたけど・・・(背表紙に書いてあるよねw)

ライト・ミステリーだから、しょうがない。


とか、


酷評してしまいましたが・・・・・。



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第二作、第三作と読み進むうちに、オイラの評価はうなぎのぼり・・・
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当初はラノベのように思い込んで読んでいた作品でありましたが・・・


『傑作』と言ってもいいのではないかと。


直木賞をあげたいw



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内容(「BOOK」データベースより)
ここは、どこだ―目が覚めると、小暮井ユキは知らない神戸の街にいた。そして、そこで彼女は、亡くなった親友・星川唯斗と再会を果たす。夢と現実が交錯する奇妙な世界に迷い込んでしまったユキの意識。一方、佐々波と雨坂は、現実世界で倒れ目を覚まさないユキに、“紫色の指先”と呼ばれる、得体のしれない幽霊の意志を感じる。幽霊の世界に誘われたユキの意識を連れ戻すため、佐々波と雨坂は、最大の謎解きに挑むが!?



4作までの中でも、作家と編集者との関係や、真の小説とはなにか、ということに言及がありましたが、この5作目では、本格的に問いかけています。


【小説を完成させるのは、作者なのか、読者なのか。】


『巨大で漠然とした問題』の章でのこのページの文を読むだけでも価値がある。

ミステリとしても面白い。


続刊を読みたいか? と問われれば、

     今すぐにでも読みたい。


今、上田秀人さんより今野敏さんより濱嘉之さんよりこの作家の次作を読みたいと思う。



「たとえば、夜道をひとり歩く女性の描写になにを思うか。夏という言葉からまず連想する景色はなんなのか。実直に夢を語る青年を肯定するか否定するか。すべては読者に委ねられ、それは文化と各々の経験で異なる姿になる。小説は読者の価値観を前提として書かれ、そしてその価値観はみんな少しずつ違う形をしている。」



ここはねー。若いころから疑問に思っていたところなんですよね。



高校の国語の授業で、詩を読んだのだが、その作品の明るいきらきらしたような雨の描写に違和感を持った。

どうやら舞台は、地中海周辺の街のようだ。

授業を終えた時に教師に質問をした。

「雨といえば、日本人はどうしても梅雨や秋の長雨のようなイメージが浮かぶもので、このような雨の描写にはなかなか馴染めないのではないですか。」


答えは、あっさりとバカにしたように、

「そういうのを経験主義というんだよ。」


大学時代のオイラだったら、

「トンチキ野郎。」

って言っただろうw




【文学は、多くの前提を必要とする芸術】


「結局のところ、小説は設計図でしかないのだ。組み立てるパーツは読者の中にあり、組み立てる作業は読者によって行われる。どんな名作であれ、その作品が求めるパーツを読者が持っていなければ、決して完成には届かない。
 天才の小説は、天才だけが美しくくみ上げるものだろうか。
 それとも天才の小説は、万人が美しくくみ上げるものだろうか。」



【 完璧な小説 】というものはあるのか?


是非読んでみたいものである。





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2015年12月15日

収穫

初めは低評価だったんですけどね・・・
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この作家、はまりました。


📖 つれづれ、北野坂探偵舎 著者には書けない物語
河野 裕  角川文庫

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内容紹介
大学に進学した小暮井ユキが出会ったのは、「ラバーグラス」という演劇サークル所属の大野さんと、シーンごとにバラバラとなった脚本にとり憑いているという幽霊の噂。「その事件、解決しちゃいませんか?」ユキは、サクッと持ちかけるが、駆り出されるのは、もちろんあの2人の“探偵さん”で…。“小説家”と“編集者”のコンビが、幽霊にまつわる謎を、物語を創るように議論しながら解き明かす、異人館の街をやさしく彩る探偵物語。


📖 つれづれ、北野坂探偵舎 ゴーストフィクション
河野 裕  角川文庫

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内容紹介
屋敷のどこかに眠っているはずの、一枚の絵を捜して欲しい―昔馴染みの女性の依頼で、佐々波と雨坂は、山の上に佇むある洋館に向かった。しかし館では不思議な現象が起こり、スズメ、人形、オーディオスピーカーは、佐々波に冷やかに告げる―ここから出ていけ!謎めいた人人、歪んだ愛情、嫉妬、葛藤、そして嘘…果たして二人の“探偵”は、幽霊が仕掛けた物語の結末を、得意の議論で正しく描くことができるのか―!?



📖 つれづれ、北野坂探偵舎 感情を売る非情な職業
河野 裕  角川文庫
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内容紹介
若き編集者佐々波は、時代遅れになった文学賞の運営を担当していた。胡散臭い上司、口うるさい後輩、再デビューを目論む作家の思惑が絡み合い、賞の選考は進む。そんな中、佐々波は優秀な校正者だった最愛の恋人を突然失う。彼女はなぜ死んだのか?残された疑問に、幽霊となった恋人は答えない。だが事故に遭い眠り続けていた“天才”が口を開く時、すべてのピースが繋がり始めて―小説への、無音の狂気と愛情の物語。



『幽霊』が出てくるのが、なんだかなー、と思いましたが・・・



第一作より第二作、第二作より第三作と、回を重ねるごとに面白くなっています。



と言いつつ、4作目読むの中断して、新書を2冊先に読んでしまいましたがw



こういう小説は好きなんだなぁ。



次女は、合わないと言った。

かみさんは面白いと言った。



オイラには、この文体も内容も、東川篤哉さんより三上延さんより合ったんですね。



今年は少し冒険して、好みの作家を増やすことができました。


浅葉なつ  神様の御用人

佐藤青南  行動心理捜査官 楯岡絵麻

河野 裕  つれづれ、北野坂探偵舎



これをこれまでのお気に入り(上田秀人、今野敏、濱嘉之)に加えれば、ローテーションで当分いけるんじゃないかなー。

  ※ 神様の御用人の五巻目はもうすぐ出る予定です 



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2015年10月17日

本格ミステリばかりじゃ疲れるもんね。 つれづれ

📖 つれづれ、北野坂探偵舎心理描写が足りてない
河野 裕  角川文庫



好きな作家の本がまったく出ていない端境期に・・・

    端境期という言葉が適切ではないのですが、他に思い浮かばないので・・・

しかたなく手に取った本でして・・・失礼w


少しずつ好きな作家を増やしたいわけでして

たぶん去年買い求めたものだと思います。


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プロローグを読んでみると、安楽椅子探偵のような。

その後2、3回チャレンジして読めずに放置しておりました。


どうも文体が合わないと読みにくくて・・・

内容も起伏のない話だとダメだな・・・

クィーンの国名シリーズも『ローマ帽子の謎』を読んで次作を買ったものの、それっきりw

『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』は傑作と言われているのに、過去10回以上チャレンジしても、50ページも読まないうちに挫折www

         (アンドロイドは未登峰の山でも別格である。)

今野さんや上田さんなら一気に読んでしまうんだけどなぁ。


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内容(「BOOK」データベースより)
「お前の推理は、全ボツだ」―駅前からゆるやかに続く神戸北野坂。その途中に佇むカフェ『徒然珈琲』には、ちょっと気になる二人の“探偵さん”がいる。元編集者でお菓子作りが趣味の佐々波さんと、天才的な作家だけどいつも眠たげな雨坂さん。彼らは現実の状況を「設定」として、まるで物語を創るように議論しながら事件を推理する。私は、そんな二人に「死んだ親友の幽霊が探している本をみつけて欲しい」と依頼して…。



幽霊が出てくるのにはがっかりしたけど・・・(背表紙に書いてあるよねw)

ライト・ミステリーだから、しょうがない。


推理をストーリーとして組み立てていくのは面白い。

   (コリン・デクスターの影響を受けているのか?)


「だめだな。まったくリアリティがない。それじゃ読者は納得しない」

「お前の推理は全ボツだ」

「それは酷いな。少なくとも物語のテーマは間違えていないはずです」



こういう流れを面白いと受け取るか、かったるいと思うのかが、この作品の評価の分かれ目でしょう。





続刊を読むかどうか?


読んでみましょう。


         幽霊が出んといいんだけど・・・




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2015年08月24日

映画に先駆けて読む・・・・・天空の蜂

本 天空の蜂
東野圭吾  講談社文庫


東野さんの作品はあまり読んでいない。

理由は・・・なんとなくw 文体が合わないのかなぁ・・・



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今秋、映画が公開されますが、モックンが出演するので観に行くかもしれないので読んでみることに。



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内容紹介
奪取された超大型特殊ヘリコプターには爆薬が満載されていた。無人操縦でホバリングしているのは、稼働中の原子力発電所の真上。日本国民すべてを人質にしたテロリストの脅迫に対し、政府が下した非情の決断とは。そしてヘリの燃料が尽きるとき……。驚愕のクライシス、圧倒的な緊追感で魅了する傑作サスペンス。



ミステリの分類でも、サスペンスというかたちで作られています。


しかし、どうも犯人、犯行よりも、原発問題のほうに目が行ってしまいまして・・・。


ミステリというより、内田さんのような社会派小説ですね。
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原発推進の立場、反対派の立場、そして関心を持たない多くの人々、その主張と意識がしっかりと書かれています。



作者も、ミステリそのものよりも、そちらを書きたかったのではないかと。


だから、アマゾンのレビューに、

「ふつうラストにかけて盛り上がってくるのだが、逆にこれが盛り下がる」

なんてコメントがw


だから、

「登場人物が無駄に多い、原発やヘリの蘊蓄が多い」

なんてコメントがw


うーむ。

総合的には、内田さんのミステリ『沃野の伝説』のほうが上かな。



めんどくさいと思った方は、映画をどうぞw


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2015年08月05日

碓井警部補シリーズ

本 ペトロ
今野敏  中公文庫



この碓井警部補シリーズは、第一作の触発をかなり前に読んでおりましたが、
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第二作の『アキハバラ』は背表紙の説明を読んでなんとなく気が進まずに、ずーっとそのままになっておりました。


最近、文教堂で碓井警部補の本がずらずらっと平積みされていまして、



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それじゃ、読んでみるかぁ。



第二作から、順に読み始めましたが、めんどくさくなって、エチュードは仕事場で、ペトロは家で同時に読みました。



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内容(「BOOK」データベースより)
その日、大学入学のため上京したパソコン・マニアの六郷四郎は、憧れの街・秋葉原に向かった。だが彼が、足を街に踏み入れた瞬間、店で万引き扱い、さらにヤクザに睨まれた。パニックに陥った四郎は、思わず逃げ出した!その瞬間、すべての歯車が狂い始めた。爆破予告、銃撃戦、警視庁とマフィア、中近東のスパイまでが入り乱れ、暴走する電気の街・アキハバラ。

安積シリーズの短編に、大したことをしていないのに騒ぎが大きくなったり、自分が犯罪を起こしたとあわててしまう若者の話がありましたね。
アマゾンのカスタマーレビュー 4.0
イマイチ感が・・・40点



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内容(「BOOK」データベースより)
横浜、池袋、下高井戸―。非行少年が次々に殺された。いずれの犯行も瞬時に行われ、被害者は三人組でかつ外傷は全く見られないという共通点が。一体誰が何のために?おなじみ碓氷部長刑事も広域捜査の本部にかり出されて…。警察、伝奇、武道、アクション…。今野敏がこれまで書き続けたジャンルを融合した、珠玉のエンターテインメント。堂々のサスペンス巨篇。
陰陽師やお祓いの話が出てきます。珠玉のエンターテインメントって、言い過ぎでしょw
アマゾンのカスタマーレビュー 3.6
60点



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内容(「BOOK」データベースより)

渋谷・新宿で相次いで発生した無差別殺傷事件。警察は衆人環視のなか、別人を現行犯逮捕するという失態を繰り返してしまう―。警視庁捜査一課・碓氷弘一は警察庁心理調査官・藤森紗英を相棒に事件の真相に迫る。


プロファイリングがテーマ。美人の警察庁心理調査官が登場・・・これってドラマ化狙いだよね。
アマゾンのカスタマーレビュー 3.9
70点・・・甘すぎか。



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内容(「BOOK」データベースより)
高名な考古学者の妻と弟子が相次いで絞殺され、現場には古代文字「ペトログリフ」が残されていた。この文字について調査を任された警視庁捜査一課の碓氷弘一警部補は、専門家を訪ね歩くうちに最強の助っ人とめぐりあう。それは、考古学、民俗学、言語学に通じる不思議な外国人研究者、アルトマン教授だった。考古学界を揺るがす惨事について、いにしえの文字が伝えようとしている意味とは?刑事と学者、異色のコンビが、殺意の正体に迫る!警視庁捜査一課・碓氷弘一シリーズ第5弾。

今回は相棒が外国人の考古学者w
アマゾンのカスタマーレビュー 3.0 厳しいっすね。
うーん、60点


今野さんの他のシリーズと比べて、イマイチでしたね。STシリーズは本屋で第一作を途中まで立ち読みしてから全く読んでいませんけれど。


「他に読む本がない時に買って読む」程度でしょうか。残念。




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2014年06月29日

石の繭

本石の繭 警視庁殺人分析班
麻見 和史   講談社文庫



2巻はすでに買っておりまして、それを読んでから書評を書こうと思っていましたが・・・


私事で忙しく、また清張さんの『点と線』、『砂の器』をざっと再読したり、山田さんの『神狩り』を再読したり(あらためて読んでみると最初に読んだ時より面白かった)してなかなかアップできませんでした。




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読みやすい文体ですね。   




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内容(「BOOK」データベースより)
モルタルで石像のごとく固められた変死体が発見された。翌朝、愛宕署特捜本部に入った犯人からの電話。なぜか交渉相手に選ばれたのは、新人刑事の如月塔子だった。自らヒントを提示しながら頭脳戦を仕掛ける知能犯。そして警察を愚弄するかのように第二の事件が―緻密な推理と捜査の迫力が光る傑作警察小説。


主人公を含む刑事たちのキャラ設定がイマイチなんですが、内容的には面白く読めた小説です。

二作目を読んでみます。




・・・なんだかドラマ化を狙ったキャラ設定みたいで、しっくりこないんだよなぁ。テレビドラマ第一話で無理にキャラ立ちさせている感じがするw




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2014年05月06日

隠蔽捜査〈4〉やっと出た。

本 転迷―隠蔽捜査〈4〉
今野 敏  新潮文庫


ずいぶんとご無沙汰しちゃったなー。曇り


本を読んでないわけじゃないんですが・・・・・

上田秀人さんとか上田秀人さんとか、池井戸潤さんとか池井戸潤さんとか・・・w

つまりは、特定の作家の作品しか読んでいなくて、しかも書評を書く気になれませんで。




でも、今野敏さんのこれが出たら、記事書かなきゃいかんばい。



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新聞広告を見て、昼休みにソッコーで本屋に買いに行って、即日読みました。


  ブログ記事書くの遅くなったけどw



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内容(「BOOK」データベースより)
相次いで変死した二人の外務官僚。捜査をめぐる他省庁とのトラブル。そして娘を襲ったアクシデント…。大森署署長・竜崎伸也に降りかかる難問の連鎖、やがて浮かび上がった驚愕の構図。すべては竜崎の手腕に委ねられた!極限の緊迫感がみなぎる超本格警察小説シリーズ最強の新作。



内容はさておき、『原理原則に則り、言うべきことははっきりと言う』竜崎のキャラは健在。


   ・・・内容はさておき?


内容はさておき、伊丹をはじめとした周囲のキャラも健在。新たな配役も面白い。


   ・・・内容はさておき?


だって、竜崎署長があまりに有能すぎるんだものw


建前でなく、原理原則に従い、間違ったことにははっきりと物を言うというのは相当エネルギーが要りますよ。また、それが周囲に受け入れられてうまく事が運ぶというのもなかなか難しいことで。


ほんとに、大変なことなんだな・・・w


今野さんの文体はスッキリしていて読みやすい。小説はこうでなくっちゃ。

第一作、第二作のようなキレはないけれども、楽しく読めたからいいか。


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渡辺淳一さんが亡くなられて、このブログの渡辺作品の記事にアクセスがありました。未読の方は是非読んでいただきたいなぁ。

      謹んでご冥福をお祈りいたします。




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2013年09月03日

水野はジャマw

本 列日
今野 敏  ハルキ文庫


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7月に読んだのですが、ブログを書く気にならず・・・・・


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内容紹介
新しく庁舎が建てられた東京湾臨海署の刑事課に、新たな刑事が配属された。安積班にやって来たのは水野真帆という鑑識課出身の女性だった。歪に膨張した水死体を前にしても、怯む事なく捜査を進める水野。しかし、初任課で同期だった須田は彼女に対して何か思う所があるらしい。新顔の女性刑事は、安積班の一員として活躍する事が出来るのか―――(「新顔」より)。安積、村雨、桜井、そして東報新聞社会部の女性記者・山口、それぞれの物語を四季を通じて描く、安積班シリーズ、待望の文庫化。


安定感あるシリーズ。

ミステリよりも、大衆小説に分類したほうがいいのでしょうか。


隠蔽捜査3.5では、伊丹の視点から事件を描くという手法をとって、ファンを楽しませてくれましたが、


この短編集の作品の書名にもなっている『烈日』では、村雨の視点から事件が描かれています。

         読者を飽きさせないよね。



まあ、オイラとしては、「水野刑事なんていらんよね」と言いたいのですが、テレビドラマとの関係上、こういうキャストが必要になっているのでしょう。




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2013年04月29日

行楽日和に読書   模倣の殺意

本 模倣の殺意
中町 信  創元推理文庫

オビには、 これはすごい!  しかしこの本に関しては多くを語れません。驚きたい方はぜひ手に取ってみてください。』

当たり前だ。ミステリの紹介で多く語れるかい!w


読売新聞の記事で、『時代が追いついた「ミステリー」』と激賞されてました。

2012年末、文教堂が店頭に平積みしてプッシュ。記事が掲載されていた時点で、20万部も増刷されたそうです。

現在、文教堂の売れ行きランキングでベストテンにランクイン。

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天気いいけど、どこにも行かずに読書かなw




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内容(「BOOK」データベースより)
七月七日の午後七時、新進作家、坂井正夫が青酸カリによる服毒死を遂げた。遺書はなかったが、世を儚んでの自殺として処理された。坂井に編集雑務を頼んでいた医学書系の出版社に勤める中田秋子は、彼の部屋で偶然行きあわせた遠賀野律子の存在が気になり、独自に調査を始める。一方、ルポライターの津久見伸助は、同人誌仲間だった坂井の死を記事にするよう雑誌社から依頼され、調べを進める内に、坂井がようやくの思いで発表にこぎつけた受賞後第一作が、さる有名作家の短編の盗作である疑惑が持ち上がり、坂井と確執のあった編集者、柳沢邦夫を追及していく。著者が絶対の自信を持って読者に仕掛ける超絶のトリック。記念すべきデビュー長編の改稿決定版。


せっかく読売さんの書評を読んで買ったにもかかわらず、他の文庫読んでしまいましてw

このままではいかんと、連休を利用して読みました。


冒頭で、推理作家 坂井正夫の死亡の概要が説明された後、出版社社員の中田秋子とルポライターの津久見伸助が別々に事件の真相を追う状況を交互に描写していくという構成。

中田秋子と津久見伸助が犯人と疑う人物は異なるため、少なくともどちらかが誤っているのであるが、各々疑う人物のアリバイを崩すため調査を進めていく。

推理の仮説を積み重ね、調べていくうちに新たな事実が判明し、推理を修正する。


コリン・デクスターのモース警部シリーズを好きな方には面白い作品ではないでしょうか。

最後のどんでん返し。


ミステリ小説として面白いのですが、デクスターさんの作品と異なるのは、ユーモア、ウイットがないところです。

      ドラマ化すると暗いw

欧米作家の作品は、どんなに深刻なテーマでも、どんなに緊迫した場面でも、主人公がジョークを飛ばしたりして救いがあるんだよねー。

三谷幸喜さんあたりから、日本のドラマや映画でもユーモアあふれた明るい作品が生まれてきたと記憶しているのですが。


   40年前の作品ですからね。


日本は私小説にしろミステリにしろ暗かったw


「一読の価値あり」と薦めるか、「無理して読むこともない」とするか・・・微妙。


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     オイラとしては読んでおいて良かったと。




「 悪名の棺 笹川良一伝 」、150ページ読んだところで中断して他の小説読んじゃいました。

まだ、外国人作家でも暗〜いクイーンさんの作品も2冊残ってたっけw
                

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posted by 金魚 at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ドラマを先に観てしまったのか。

本 鬼手 世田谷駐在刑事・小林健
濱 嘉之  講談社文庫


黄色のオビには、バカでかい『ドラマ原作!!』の文字とともに哀川翔さんの写真が。


そう、このドラマ観た観た。


   去年の2月に出ていたのかぁ、気付かなかったなぁ。


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ドラマ結構面白かったよな。


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内容(「BOOK」データベースより)
日本有数の高級住宅地にある学園前駐在所を守るのは、山手西警察署の小林健だ。彼が全国に名を馳せる暴力団捜査のエキスパート“鬼コバ”であることは、まだあまり知られていない―持ち前の機動力と情報力で、芸能人やIT長者と暴力団の繋がりを摘発した小林が遂に挑んだのは、未解決の「一家殺人事件」だった。

週刊現代に連載されていたんですね。だから話が盛りだくさんなのか・・・・・。

警視庁情報官シリーズと比べれば、密度は薄く、アマゾンレビューでも物足りないとの感想が。

その分、濱さんの小説には珍しくホンワカした感じの話でした。

ミステリではなく、大衆小説の分類に入れたいものですね。

主演の哀川翔さん、イメージ合ってました。


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佐々木さんの公家武者松平信平シリーズ第6巻も出てまして、今日買ってきました。


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権謀術数の上田ワールドと異なり、山手樹一郎さんのような軽快な話運びなのでとても読みやすいんですね。


疲れた頭には最適な小説でした。




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posted by 金魚 at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月24日

久し振りの乃南アサさん

今野敏さんの文庫新刊がでたというので本屋に行きましたが・・・・・


ない・・・・・がく〜(落胆した顔)

手ぶらで帰るのも嫌なので、平積みされているコーナーを見ると、


本 自白   刑事・土門功太朗
乃南 アサ  文春文庫


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オビを読むと、

 「刑事さん、やりました。俺が 」 
      "落としの達人"といわれた男の、迫真の事件簿。


なんか、いけそうやね。


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内容紹介

“アメリカ淵”と呼ばれる渓谷で発見された女性の全裸死体。手がかりは仏(ほとけ)が身につけていたネックレスただひとつ……。警視庁捜査一課の土門功太朗は、徹底的な地取り捜査で未知の犯人ににじり寄る。やがて浮かんだ容疑者。息詰まる取調室の攻防。懐かしの昭和を舞台に、男たちの渋い仕事っぷりを描いたノスタルジー刑事小説。


ん、この出だしの部分、なんか読んだような気がするんだけど・・・

えっ、


まさか、またやっちまったの?
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「刑事さん、やりました。オイラが」もうやだ〜(悲しい顔)


イヤイヤイヤイヤ、 がく〜(落胆した顔)

いくらなんでも、今年の2月に発売されたばかりの文庫だもの。


そうそう、新刊コーナーにあったのを手にとって、50ページくらい読んだんだった。


うーむ。

2か月前のそんなことすら覚えてないのかぁ。


犬 大丈夫?

girl_1 - コピー.gif キャハハハハハッ。


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ミステリといってもね、警察小説なんですよね。

アマゾンレビューの酷評w

位置情報・・・・・と思えてくるほどの埋め草的作品で、

位置情報乃南アサの作品は好きで、結構読んでいるのですが、びっくりするほどつまらなかったです。

位置情報あくびが出るのは堪えられない。



がく〜(落胆した顔)

まー、確かに乃南アサファンはがっかりしちゃうでしょうねー。

随所に散りばめられている昭和の時代の事件やイベント、歌謡曲。

     これが『ノスタルジー』かぁ。

そんな中で、オイラの目に留まったのは・・・・・

【テトラパックの牛乳にストローを突き刺し、焼きそばパンにかぶりつきながら、】


オオオッ がく〜(落胆した顔)


テ、テトラパックの牛乳! 

      な、懐かし〜。


ここだけに喰い付いた金魚でした。

ゴメンネ、ゴメンネ〜w



池井戸潤さんの【不祥事】の方が面白かったです。自白の前に読んだのですが、文体が読みやすいしキャラが面白い。

・・・なことやっているもんですから、クイーン2冊もビブリアも模倣の殺意もほったらかしになっていますw



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posted by 金魚 at 12:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月26日

歴史とミステリ   邪馬台国殺人紀行  鯨 統一郎  

本 邪馬台国殺人紀行
鯨 統一郎   実業之日本社文庫


オビには、

『歴史学者の美女探偵は露天風呂で犯人がひらめく!』

二時間ドラマにしたら、オジサン食いつきそうw


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目次を見ると・・・・・

   吉野ヶ里殺人紀行

   纒向―箸墓殺人紀行

   三内丸山殺人紀行


字が大きくて読みやすそうだけど、この分量でこのテーマじゃぁ、傑作は期待できないなぁ。


でも、歴史とミステリっつうと、オイラ食いついちゃうw


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内容紹介
殺人事件の謎が解けるとき、邪馬台国所在地もわかるのか?
美人歴史学者の静香、ひとみ、東子(はるこ)の女子三人は、吉野ヶ里遺跡の古代墓で、知人の考古学者の死体を発見。しかも死体近くには邪馬台国の所在を示す金印もあった。未知の殺人犯と、日本史上の一大論争の二つの謎に遭遇した三人は、安楽椅子探偵の手法をもって犯人を推理する。事件終盤、露天風呂でひらめいた真相とは――。トラベル歴史ミステリー三編を収録。文庫オリジナル。


うーん。

全く看板に偽りありの本よりはましだけど・・・
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『 歴史トラベルミステリーの注目作 』なんて、おーげさっ。


まぁ、通勤、通学の合間に電車で読むにはちょうどいいかも。

でも、カバーつけないと、ちょいと恥ずかしいかな。                   


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上田さんの『 女城暗闘 』は面白かったよ。


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posted by 金魚 at 21:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月19日

怖い話   報復連鎖   濱 嘉之  

ご無沙汰です。

パソコンとジグソーパズルに逃避していましたw


📖 警視庁公安部・青山望 報復連鎖
濱 嘉之   文春文庫


濱 嘉之さんの小説は、社会の暗部・・・一般人にはうかがい知れない闇の部分を描いているので、読むのが怖いんですよねー。


警視庁情報官よりも『青山望』のほうが好きといっておりましたが。
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出ました出ました。


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今回は、半グレかー。こ、怖いっ! 




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内容(「BOOK」データベースより)
大間からマグロとともに築地市場に届いた氷詰めの死体。麻布署警備課長に異動した青山は、同期の築地署刑事課長・龍に協力して情報収集するが、見えてきたのは新宿で凶暴化する「半グレ」元暴走族グループ、チャイナマフィアが絡みつく裏社会の報復…。日本社会の隙を世に問う、インテリジェンス警察小説シリーズ第3弾。

「半グレ」の記事が最近週刊誌に載っていたかなぁ。

『反社会勢力のように、自分たちの事務所を持つことも、上下関係を設定することもなく、ただ、携帯電話一本で、次の仕事、また次の仕事という形で先輩たちから仕事をもらっていた。それぞれが仕事を忠実にこなしているうちに、各々がまた依頼主との個人的関係を築くようになって、新たな会社を作っていった。』

芸能人、著名人、スポーツ選手、さらにはIT長者や政治家まで幅広く人脈を築き、彼らの個人情報まで把握していった。


この「半グレ」元暴走族グループがチャイニーズマフィアと結びつきさらに勢力を拡大していくのだが、警察はその情勢を把握できていなかった。

小説では、主人公青山望が情報収集してこの新興犯罪勢力に対応していく過程が描かれていく。


ミステリにも警察小説にも収まりきれない、社会派小説。書店を訪れるたびに、濱 嘉之さんの人気が着実にアップしているのが感じられます。



警視庁情報官シリーズ、警視庁公安部・青山望シリーズ、濱氏の小説では、社会の裏、闇、地下の世界を描いているのですが、その面白さとともに、怖さも・・・・・ホラー小説よりよっぽど背筋が寒くなりますね。





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posted by 金魚 at 22:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月02日

隠蔽捜査3.5 初陣

本 隠蔽捜査3.5 初陣
今野 敏  新潮文庫


今日の朝刊を読んでいたら、広告が!


仕事を終えてソッコーで買ってきましたぁ。揺れるハート


明日は出張だから、今日はちょこっとだけ読んで、明日の晩に帰ってからじっくり読もうか。

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・・・・・・・・・


ダーッッッッッ。雪


面白くて全部読んじまったー。がく〜(落胆した顔)


ああ、バカバカ。600円があっという間に・・・・・。



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内容紹介
警視庁刑事部長を務めるキャリア、伊丹俊太郎。彼が壁にぶつかったとき頼りにするのは、幼なじみで同期の竜崎伸也だ。原理原則を貫く男が愛想なく告げる一言が、いつも伊丹を救ってくれる。ある日、誤認逮捕が起きたという報に接した伊丹は、困難な状況を打開するため、大森署署長の竜崎に意見を求める(「冤罪」)。「隠蔽捜査」シリーズをさらに深く味わえる、スピン・オフ短篇集。


スピン・オフって、なんや?


「スピンオフ」とは - ある作品における脇役を主人公に据えて描いた外伝的な作品のこと。


ふーん。


「隠蔽捜査」シリーズでは竜崎が主人公ですが、この短編集では伊丹が全編主役です。


それなのに、アアそれなのに・・・・・


結局、竜崎が輝いてしまって、主役だったはずの伊丹さんが小さい人間みたいでカワイソ。もうやだ〜(悲しい顔)



もうちょっと、伊丹さんをカッコ良く描いてくださいよぅ。雪 


短編一作だけ読んで、あとは明日にしようと思っていたのに、読みだしたら『やめられないとまらない・・・』一気に読了してしまいました。


今野さんは長編もいいけれど、短編の面白さは際立ちますねー。

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posted by 金魚 at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月06日

正月休みはミステリかぁって、去年も書いた・・・ローマ帽子の秘密

本 ビブリア古書堂の事件手帖 2
三上 延  メディアワークス文庫


第一作を読んで酷評しちゃいましたが・・・
              すいません、すいません。

結局、第二作も買ってしまいましたw

          ani_book2.gif  

        

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内容
鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。その美しい女店主が帰ってきた。だが、入院以前とは勝手が違うよう。店内で古書と悪戦苦闘する無骨な青年の存在に、戸惑いつつもひそかに目を細めるのだった。
 変わらないことも一つある──それは持ち主の秘密を抱えて持ち込まれる本。まるで吸い寄せられるかのように舞い込んでくる古書には、人の秘密、そして想いがこもっている。青年とともに彼女はそれをあるときは鋭く、あるときは優しく紐解いていき──。



前回は登場人物のキャラ設定が好みに合わずにイラッとしましたが、今回は免疫ができていたせいか(笑)、さらっと読めました。

第一作よりも面白かった。

ドラマが放映されちまったら買いにくくなるから、3巻、4巻早目に買っておこうっと。


えっ、クイーンさんの話はどうなってんだですって?


話にゃ前振りが必要ですがなー。



本 ローマ帽子の秘密
E・クイーン  角川文庫



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この文庫を買ったのは昨年の11月頃なのかなぁ・・・


初版が平成24年10月25日ってあります。

少ーし読んではやめ、少ーし読んではやめでなかなか読み進めなかったんだよねー。

その間、他の小説かなり読んじゃいましたw

              


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ミステリ史上最高の名探偵、華麗に登場!
皮肉屋で本好きの推理小説家、切れ者警視の息子――


ブロードウェイのローマ劇場で異常事態が発生。劇の進行中に、ほぼ満席状態の観客席から男の毒殺死体が発見されたのだ。騒然とする劇場に颯爽と現れたのは市警きっての名捜査官リチャード・クイーン警視。そしてその息子で、推理作家にして天才探偵のエラリー・クイーン。劇場から忽然と消え失せた被害者のシルクハットの謎を追う! ミステリ史に残る大傑作<国名シリーズ>が、新しいエラリー像と決定的訳出で華麗に開幕!



古典ミステリの傑作です。

だから、読み進めてもなかなか面白くならないw


460ページほどの長編作品ですが、300ページくらい読んでようやく面白くなってきたw

だって、古典ミステリなんだもん。



読んだ甲斐はありました。さすが『古典ミステリの傑作』と称されるだけのことがある。

でも、読むのが大変ね。


・・・・・オイラって、ほんとはミステリ好きじゃないのかなぁ。

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ゴウリキ・・・・・

じゃなかった、ビブリア。

『50過ぎたオジイには、無理っ。』って言っちゃいましたが、訂正。


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ビブリアのような軽くて短編集のような小説を疲れた時に読み。

クイーンのような大作を時間のある時にじっくり読む。
          


この正月休みに読んでよかった、ローマ帽子の秘密でした。


時代小説にも少し飽きてきたので、クイーンさんの国名シリーズ読んでみようかな。


『皇帝のかぎ煙草入れ』みたいなことになるかもしれないけど。

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posted by 金魚 at 16:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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