2016年09月04日

定番、上田秀人さんの本

今野敏、濱嘉之、池井戸潤と、定番の作品はずっと読み続けています。


書評は書けてねぇ・・・。




📖表御番医師診療禄8 乱用
上田 秀人  角川文庫



上田秀人さんの文庫最新刊



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正直、1、2巻はイマイチという印象でしたが、回を重ねるごとに充実してきた感があります。            




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内容紹介

長崎で最新医術を学ぶ幕府寄合医師の矢切良衛の許に、遊女屋の女将が駆け込んできた。浪人たちが良衛の命を狙っているというのだ。小者の三造とともに、浪人たちを迎え撃った良衛は、一人を生け捕りにし、長崎奉行に引き渡すのだった。一方、大奥では、将軍綱吉の側室であるお伝の方が、自らの不妊に関する疑念を綱吉に訴えるが──。江戸と長崎で良衛の医術の成果を狙い、張り巡らされる策謀。剣豪医師にかつてない危機が迫る。



主人公 矢切の活躍は当然のことながら・・・


義父である 今大路兵部大輔 典薬頭の『政治家』としての世渡り、そして義息子への気遣いの部分が読ませます。


さらに、上田さんの他の小説では大物として君臨する柳沢吉保が、この作品ではまだまだ青二才w

将軍綱吉の小納戸頭としてお傍に侍るものの、幕府内ではひよっこの存在であるこの吉保が、今後成長していく姿がどのように描かれていくのか興味があります。




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posted by 金魚 at 10:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 時代小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月20日

外伝ですか・・・。

以前は、池波正太郎氏の鬼平犯科帳と剣客商売を定期的に読み返していたのですが。


ここのところ上田秀人さんの小説を読み返し始めました。


手始めに、奥右筆秘帳シリーズと勘定吟味役異聞シリーズを読みましたが・・・


出たよ。


オイラが奥右筆秘帳シリーズを読み終えるのを待っていたかのようにw


📖 前夜 奥右筆外伝
上田 秀人  講談社文庫


以前は外伝とか番外編とか言っていましたが、今はスピンオフ作品と呼ばれるそうですね。




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こういうのって、ほとんどイマイチなんですけどねー。




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内容紹介
「この文庫書き下ろし時代小説がすごい!」に二度にわたり第一位に輝くなど、平成時代小説文庫を代表する人気シリーズ「奥右筆秘帳」。幕政の闇を知り、命を狙われる奥右筆組頭の立花併右衛門。併右衛門と愛娘瑞紀を護るのは、厄介者となっていた隣家の次男柊衛悟。「筆」と「剣」の力で闇と闘う彼らの前に立ちはだかるのは無敵の甲賀忍・冥府防人、そして権の亡者と化す一橋民部卿治済。物語前夜の彼らの葛藤と謎を描く銘々伝。


うん、やっぱり、こんなものなんだなー。


それでも、第一話は面白かったです。



ま、せっかくだから、揃えておかないとね。



あ、『神様の御用人 5』は読みました。面白かったです。

上田さんの、『戸惑: 禁裏付雅帳 二 』徳間文庫 も読みました。


二作とも面白いことは面白いけれども(一応満足したということ)、書評を書きたいと思うほどではありませんでした。



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posted by 金魚 at 22:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 時代小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月19日

それでも読んじゃう上田ワールド

📖 町奉行内与力奮闘記二  他人の懐
上田 秀人  幻冬舎時代小説文庫


      
          
第一作を読んでちょっと冷たく感想を書いたものの・・・



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上田さんの本は読みやすいから、ついつい手を出しちゃうんだよねー。


              

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内容紹介
「他人の懐へ手出ししてきたのはそちらではないか」。江戸町奉行に栄転早々、寺社奉行から因縁をつけられた曲淵甲斐守。配下の町方が富くじの余得を奪おうとしたのが原因だという。衝突回避のため内与力の城見亨が奔走するが、利権が絡む暗闘ゆえ闇は深い。やがて騒動は吉原に飛び火。甲斐守と亨の信念は町方の強欲にのまれるか。波乱の第二弾。



江戸時代が舞台だと、どうしても吉原がでてくるんですね。

幕閣もからむ権力闘争。主人公は剣は冴えるけれども、いささか世事に疎い。しかし誠実な人柄から権力を持つ人物がバックにつく。さらにおきゃんで美人で、男を尻に敷くような女性。

どうしても似た設定になってしまうのは否めません。

それでも読みやすい文体で面白いから読んでしまうんですね。


作者からのメッセージ

「いつの世も同じだが、どんな交渉ごとでも前もっての打ち合わせで成否は決まる。前例と慣例で動く社会は、経験の浅い若者に厳しい。しかし、その辛い思いが、若者を大きく育てていく。
くじけそうになる若者を支えるのは、苦労人たる先輩、そして癒すのは美しい女。
 物語の役者はそろった。」



一巻目は舞台設定。この二巻でようやく主人公を支える脇役が固まり、

いよいよこれから・・・三作目を期待します。



ああ、また神様の御用人を後回しにしてしまったぁ。
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posted by 金魚 at 07:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 時代小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月14日

権力の闇

本新参 百万石の留守居役(三)
上田秀人  講談社文庫


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内容紹介
 若くして外様第一の加賀藩江戸留守居役を命じられた瀬能数馬(せのうかずま)は、老練な先達ばかりの席で、手厳しい洗礼を受ける。五万石本多政長の娘・琴との身分違いの婚約も周囲の興味を引いた。
 加賀藩の秘事を漏らし脱藩した元留守居役の小沢は上意討ちの手を逃れ、なんと、次期将軍をめぐり実権を握る大老酒井忠清と対立中の、老中堀田家の留守居役に潜り込んでいた。老中は敵に回せない加賀藩は、裏切り者の小沢を目の前にして討ち果たすわけにはいかなくなった。
 その小沢に吉原に呼び出され、まんじりともせぬ一夜を過ごした数馬は、それでも術中には嵌まらず堂々と渡り合ってみせた。だが留守居役の役目上、接待用の妾宅を用意する必要に迫られる。いままで女と接することもなく、婚約した琴とも手紙でやりとりするしかない若い数馬には、吉原や妾宅での接待など、難題であった。
 そして病弱な将軍家綱は、後継を定めぬまま息絶える。老中堀田正俊は、大老酒井を出し抜き、すばやく五代将軍綱吉擁立に動いた。加賀藩、そして数馬をめぐる運命も大きく動き出そうとしていた。



アマゾンには一人の書評しかありません。


上田ワールドではありますが、彼の作品をほぼ全作読んでいる読者にとっては、いまひとつw




本茶会の乱 御広敷用人 大奥記録(六)
上田秀人  光文社文庫

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内容紹介
 将軍吉宗の寵姫・竹姫の代参の警固を無事に果たした御広敷用人の水城聡四郎。しかし、竹姫に対して、大奥でもっとも陰湿な罠がまたも仕掛けられた。聡四郎はその罠を防ぐことができるのか。一方、聡四郎を襲った御広敷伊賀者の元組頭・藤川義右衛門は、新たな展開を仕掛けるべく「大物」を巻き込むことに――。手に汗握る展開と剣戟が魅力のシリーズ、切望の第六弾。


面白いことは面白いんだけどね・・・


アマゾンの書評に、「若干、展開が円を描いているような・・・・」というのがありました。

   
つまりはね、まだるっこしいっつうことかな。


確かに、藤川は、しつこいw


ファンにとっては、確かにもっと展開早くしてほしいよなぁ。



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posted by 金魚 at 20:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 時代小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月03日

正月は(も)時代小説

本百万石の留守居役(一)  波乱

上田氏の傑作、奥右筆秘帳が完結してしまった喪失感。その大きな穴を埋める作品が出てくるのか?

満を持して送り出された小説。2か月連続刊行という触れ込みでありました。


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期待しちゃうよね。   


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加賀百万石。江戸城の実権を握る大老酒井忠清は、なんと外様大名の加賀藩主前田綱紀を、次期将軍に擁立しようとする。外様潰しの策略か、親藩入りの好機か。藩論は真っ二つ。襲撃された重臣前田直作を助けた若き藩士瀬能数馬の運命も、大きく動き出そうとしていた。大型新シリーズ、開幕! 文庫書下ろし。


充実した内容、おもしろそうです。


即日読んでしまい、2か月連続刊行という2巻目を待っておりましたが、いっこうに出版されませんで・・・


おいおい、もう年末じゃないのよ。来年に持ち越しかぁ?



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ギリギリで店頭に並びました。12月13日発行って、ウソだろう。クリスマスにも出てなかったぞ。


本 百万石の留守居役(二)  思惑

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徳川に藩主を渡せるかといきり立つ御為派。藩主綱紀は国元で孤立する前田直作を江戸に呼んだ。数馬がその護衛役に選ばれた。「堂々たる隠密」と加賀であだ名される五万石の筆頭家老本多政長は、出戻りの娘・琴を数馬と娶せる。その琴を金沢に残し中山道を急ぐ数馬。無事、峠越えを果たせるか!?文庫書下ろし。


世継ぎのいない4代家綱。確執のある弟らには将軍の座をわたすつもりはない。自分亡きあと、政権を支えた大老酒井に続けて執政をとらせるべく、秀忠の血筋をもつ外様大名の前田綱紀に将軍の座を譲ろうと画策する。

外様でありながら百万石という大大名の前田家。生き残りをかけて徳川と婚姻を結んだことがかえってその存在を脅かしているという皮肉。



大胆な構想でありますが、『天主信長』よりは遥かにリアリティがあるw

史実がありますから、幕府の結果は分かっていながらも、幕閣、将軍後継候補、加賀藩の思惑が複雑に絡み合い、いつもながらの権謀術数の上田ワールドに引き込まれます。


天衣無縫な山手、痛快無比で人情をあわせ持つ池波、人情味あふれ文学性の高い山本、さらに権謀術数の上田と、読み比べてみると飽きがこない。


上田さんでお腹いっぱいになったら、周五郎さんに癒していただけばいいのでw




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2013年12月22日

時代小説 読み比べ  山本周五郎さんの逸品

📖 蜩ノ記
葉室 麟  祥伝社文庫


一ヶ月ぐらい前に読了していたのですが、忙しくてそのままにしていました。



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直木賞作品かぁ・・・・・



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内容紹介
手許に置きたい一冊。日本人の心をふるわす傑作時代小説!

第一四六回直木賞受賞作、待望の文庫化!

命を区切られたとき、人は何を思い、いかに生きるのか?


豊後羽根藩の檀野庄三郎は不始末を犯し、家老により、切腹と引き替えに向山村に幽閉中の元郡奉行戸田秋谷
の元へ遣わされる。秋谷は七年前、前藩主の側室との密通の廉で家譜編纂と十年後の切腹を命じられていた。
編纂補助と監視、密通事件の真相探求が課された庄三郎。だが、秋谷の清廉さに触れるうち、無実を信じるようになり……。凛烈たる覚悟と矜持を描く感涙の時代小説!



上田秀人さんのドロドロした権力闘争をいつも読んでいるので、新鮮だことw



これを読んで、山本周五郎先生の、『晩秋』を思い出しました。


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内容紹介
一度も奉行所に出仕せずに、奇抜な方法で難事件を解決してゆく町奉行の活躍を描く表題作ほか、「寒橋」など傑作短編10編を収録する。


あっさりした紹介w


この短編集に収載されている『晩秋』


 岡崎藩・水野忠善の用人であった進藤主計。彼は辣腕をふるい私曲をほしいままにし、反対派を処罰し藩政を壟断したという。

 津留は、この主計の身の回りの世話を命じられるが、主計のために切腹せられた父の仇を討とうと世話をしながら隙をうかがう。



この短編を 傑作 とおススメいたします。


わずか20数ページの中に、これだけの内容をかっちりとはめ込み、充実した小説に仕上げる。


山本先生の力量を見せつける逸品ではないでしょうか。


蜩ノ記に感動した方には、是非とも読んでいただきたい短編です。



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2013年10月24日

奥右筆秘帳シリーズ終わっちゃったもんね・・・

本 妾屋昼兵衛女帳面 五 寵姫裏表
上田 秀人   幻冬舎時代小説文庫


内容(「BOOK」データベースより)
大奥騒動、さらに炎上。立て続けに襲撃された妾屋昼兵衛は、大月新左衛門を用心棒につけ背後を洗う。だが、将軍家斉の子の暗殺疑惑に端を発する死闘だけに闇は深い。大奥で重宝され抜け出せなくなった八重。老獪な林出羽守に絡め取られる昼兵衛と新左衛門。内と外で繰り広げられる壮絶な闘いが、ついに炙り出した黒幕とは?

商人と浪人が幕閣につながり、将軍後継に関わる権力闘争に巻き込まれるというストーリー。

面白いけれども、奥右筆秘帳の代わりには、少し物足りないですね。



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今現在、上田さんの小説で最も魅かれるのは・・・・・


本 お髷番承り候(七) 流動の渦
上田 秀人  徳間文庫


(六)の、鳴動の徴 の記事書いたかどうか忘れちゃったなぁ。


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内容紹介
甲府藩主綱重の生母順性院に黒鍬衆が牙を剥いた。九死に一生を得たものの、用人山本兵庫は怒り心頭に発し、黒鍬衆を次々に暗殺。なぜ順性院は狙われたのか。事件を知った将軍家綱はお髷番深室賢治郎に全容解明を命じる。やがて将軍後継争いのあらたな火種を探知した賢治郎だが、覚えず巧妙な悪略に足をとられる。家綱に誓った絶対的忠義。身命を賭して二重三重に張り巡らされた罠に挑む。




幕閣の中枢に昇りつめ権力を握るよりも生涯将軍の側にありたいと願う深室に、昇進し力を得て権謀術数も学ばねば上様を護れないと説く阿部豊後守。

ただ一途に家綱に忠義を貫こうとする深室だが、しだいに政治の渦に巻き込まれていく。



 今現在継続中の上田作品の中で、一番面白いのはこのシリーズでしょう。




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2013年09月16日

信長と聞いたら読みたくなるよね。

本 天主信長 <表>我こそ天下なり
上田 秀人  講談社文庫


織田信長の小説って聞けば、読んでみたくなります。


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やっと文庫化しましたか。


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内容紹介
信長の秘策、「安土城」にて発動!
文庫では二倍楽しめる!! 「信長」の<表>
「その手があったか!」歴史好きを驚愕させた大胆仮説。文庫化!

 奇想の五層の天主閣、安土城を築城し、天下人目前だった信長は、本能寺で腹心光秀の裏切りに遭い、あえない最期を遂げた。「安土城」と「本能寺」――戦国最大の謎に、上田秀人が大胆仮説を引っさげ、挑んだ『天主信長』、待望の文庫化! 信長が用意した周到な計画、その驚くべき全貌とは!? 信長側から描く<表>版!


※本書は2010年8月に講談社創業100周年記念書き下ろし作品として刊行されたものです。文庫化にあたり書名に『<表>』を加えました。新たに講談社文庫に書き下ろされた『天主信長<裏> 天を望むなかれ』は、本作と対をなす作品です。 




本 天主信長 <裏>天を望むなかれ
上田 秀人  講談社文庫


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当然ながら、2冊 一気に読みました。


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内容紹介
黒田官兵衛、「本能寺」に大勝負を賭ける!
文庫では二倍楽しめる!! 「官兵衛」の<裏>
信長の真意を見抜いた不屈の軍師。<裏>版を新たに書き下ろし!

天下人へと駆け上がる信長と己は何が違うのか。播磨の小領主の陪臣(ばいしん)として、くすぶっていた官兵衛。我が子を信長の人質に差し出し秀吉の傘下に入るも、荒木村重に囚われ、不遇は続く。本能寺の夜、信長が仕掛けた計略の真意をただ一人見抜いた男は大勝負をかけた! 黒田官兵衛側から描く<裏>版!


※本書は、『天主信長<表> 我こそ天下なり』と対をなす作品として、大きく趣向を変え、講談社文庫に新たに書き下ろされたものです。


つまり、<表>は、かなり前に単行本として出版されていて、今回文庫化され、それに合わせて<裏>を文庫書き下ろしとして同時に出版したということです。


うーむ。


ちょっと、無理があるストーリーではないかいな。

大胆な仮説ではあるのですが・・・・・


信長は、もっと現実主義者ではないでょうか。


面白かったことは面白かったけれど・・・・・


<裏>は蛇足のような気もするし。


傑作とも秀作ともおススメできない・・・・・


上田ファンのオイラとしては読んでおかねばならない作品でした。


さて、天主信長<裏>の解説に、こんな文があります。 


『最近の文庫書き下ろし時代小説は、剣客や同心(もしくは岡っ引き)が、江戸市中で起こる事件を解決していく人情ものが中心になっている。』


へー。


オイラが上田さんの小説を好きになり始めた頃
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

歴史小説の司馬遼太郎、文学の香りを漂わせる山本周五郎、痛快活劇の池波正太郎と、三大巨人が時代小説をやりつくした後。

後に続く小説家は茫然とたたずむ・・・そして、残り物の歴史人物を題材にしたり、下町人情話や八丁堀の捕り物劇を描くしかなすすべがなく・・・言いすぎかなぁ?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


こんな生意気なことを書いていたっけw

そして、

そうした中で、上田氏は、政治権力闘争と剣豪の合わせ技で小説を。

と。


上田作品、初めのころは否定していたんでした。 左斜め下


出だしが悪かったw
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このシリーズの第一作は、よくなかった。


ここで持ち直しましてw
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オカルトに奔ってしまった佐伯さんの密命シリーズより遥かに面白い小説とおススメします。なんて、書いているw

結局、上田さんの代表作である『奥右筆秘帳』を読んだことで、上田ワールドにはまったわけですね。


             よくあきらめずに読み続けたなぁ。


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2013年09月02日

少し物足りなく

奥右筆秘帳、終わっちゃったんですよねもうやだ〜(悲しい顔)


少し飽きてきたなんて書いちゃったけど・・・
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本表御番医師診療禄2 縫合
上田秀人  角川文庫



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せっかくだから読むか。



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若くして表御番医師となった矢切良衛(やきりりょうえい)は、大老堀田筑前守正俊が殿中で斬殺された事件に不審を抱き、解明に乗り出していた。しかし義父の突然の訪問を受け、自身の言動を咎められてしまう。葛藤する良衛だったが、やがて一連の騒動の裏には、将軍綱吉を巡る男たちの様々な思惑が交錯していることが明らかになる。そして事件は意外な展開を迎えて――。時代小説の名手が剣豪医師を鮮やかに描いた、渾身の書き下ろしシリーズ、第2弾!


上田さんの本と言ったら、徳川幕府の権力闘争!

ということで、面白いのですが、その暗闘に巻き込まれる主人公が、小物では面白みは半減してしまいます。


あの、『奥右筆秘帳』シリーズが好評を博したのは、幕閣や大名の権力闘争に翻弄されつつも、その奥右筆の持つ【権】により相手を制し、危機を切り抜けていく・・・そこに醍醐味があった。


表御番医師の良衛の今の位置ではなぁ。まだまだこの作品の力が足りない。


              次回に期待します。





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2013年08月04日

「次」を期待させつつ、完

本 奥右筆秘帳 決戦
上田 秀人   講談社文庫


たしか6月に発刊され、店頭で見つけてすぐに読んだのですが、ずっと書評を書かずにいたんですねぇ。


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やっぱり、面白いよね。



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内容(「BOOK」データベースより)
かなわぬ。隙がない―宿敵冥府防人との生死を賭けた闘い。あらゆる忍を退けてきた最強の相手を倒さねば、衛悟は婚礼を前にした瑞紀のもとに帰ることはできない。義父併右衛門や師大久保典膳の助力は届くのか?そして将軍位をめぐる骨肉の争いの決着は!?大人気シリーズ、堂々の完結!  


実子が将軍位を継いだにもかかわらず、それに満足せず、思いのまま親政を行うために我が子を倒してまでも将軍となろうとする治済と、老中の合議制でよしとする将軍家斉。


確かに、傑出した人物が行う独裁政治が最も効率のよい治世となるのでしょうが、それが未来永劫続くことはありえない。凡人や狂気の人間が立てば酷政となるし、また傑出した人物と見られた者が後年愚政を行うことがあるということを徳川の歴史が示している。


終章での治済と家斉の対決、将軍親政の理想を説く治済に、家斉が示す諦観。


それは、おいといて・・・・・


最終的には、読者の期待する結果が待っております。よかったよかった。



     そして、新たな物語への布石がw

        

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2013年02月26日

もうこれ以上シリーズは増やさないで。

ビブリアの3巻、先々週読了しました。

2巻は面白いと思ったのですが、3巻はイマイチでした。

とは言いながら、4巻が発売されたので、買ってきちゃったw


読んでないので、書評はなし・・・3巻も書いてませんが。




ビブリア4巻と一緒に購入したこちらは、即日読了 左斜め下

本 切開 表御番医師診療禄1
上田 秀人   角川文庫


うーん。

新たなシリーズ始める前に、これまでの作品書きあげてほしいよね。



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内容(「BOOK」データベースより)
5代将軍綱吉の治下、表御番医師として江戸城中の診療に努める矢切良衛。ある日、大老堀田筑前守正俊が若年寄の稲葉石見守に斬殺される事件が起こるが、良衛は様々な不審を抱き、真相追究に乗り出す。しかし、堀田家を訪れた良衛は、何者かの襲撃に遭ってしまう。果たして事件の裏に隠された陰謀とは―。剣術を備えた医師として、葛藤と苦悩を抱えながらも果敢に立ち向かう男の生き様を描いた、時代小説シリーズ、第1弾。


医師が主人公となる、新たなシリーズではありますが、

結局は、権力闘争w


抗いながらも、能力があるがためにその中に取り込まれていく良衛ってとこでしょうか。


面白く読みましたが、上田さんの作品をほぼ全部読んできたオイラとしては・・・・・


      さすがに、飽きてきたのかなぁw



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2012年10月13日

涼しくなりました。

うーむ。ずいぶん記事を書いていないんだなぁ。

ご無沙汰です。

全く読んでいなかったわけではなくて・・・・・


本 奥右筆秘帳第10巻 墨痕

本 御広敷用人 大奥記録(2)化粧の裏

本 妾屋昼兵衛女帳面(三) 旦那背信

本 お髷番承り候(五) 寵臣の真


全部、上田秀人さんの小説やw


あとは・・・

本 公家武者松平信平 4 暴れ公卿
佐々木裕一


みんな時代小説やんw

どれもシリーズものなので、しかたなくw


上田さんの小説は、全て舞台は江戸時代。権謀術数の世界であります。これだけ読んでいるといいかげん飽きてきますけれど・・・他の作家よりダントツ面白いので。


朝晩ぐっと涼しくなりました。いよいよ読書の秋でしょうか。良書に出会いたいですね。


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2011年12月18日

奥右筆秘長 召抱

本奥右筆秘長 召抱
上田 秀人  講談社文庫



待ちかねたよー。



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奪え、奥右筆の盾を!
権をめぐる暗闘の渦にいる併右衛門と衛悟。
定信の執念が、瑞紀との仲を引き裂くか!?


復権を狙う松平定信は、奥右筆潰しを画策。
しがない武家の次男柊衛悟に、ありえない新規召し抱えの話が。
併右衛門の一人娘瑞紀との婚約話は消滅してしまうのか。
筆を武器とする奥右筆の虚を衝かれた併右衛門に、幕府転覆を企てる闇の僧兵らも襲いかかる!
人気爆発シリーズ、波瀾の第九巻!<文庫書下ろし>




上田さんの筆がますます冴えわたりますなぁ。


文の併右衛門の闘い、武の衛悟の闘い。今回も面白い。


最後に書かれた、家斉と定信の政治論


権力への妄執を断てぬ定信が滔々と政治論を語るが・・・・・


上田さんの作品は数あれど、このシリーズが一番読ませますね。




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2011年11月20日

時代小説にひたる     【風の市兵衛   辻堂 魁】 

歳のせいか、本を読むのがだんだん面倒になってきたのかなぁ。


本 公家武者 松平信平
佐々木 裕一  二見時代小説文庫



上田さんの本ばかり読んでいたらいかんと思い、他の作者もと探しておりましたら、華やかな表紙とオビのこの本が。


たまたま出かけたお茶の水の書店で見つけた本です。地元にはなかった。


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面白そうだな、読んでみようか。



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内容紹介
将軍家光の正室の実弟。十五歳で京から江戸へ……異色旗本の痛快な青春

公家鷹司信房の子・信平は庶子であるため門跡寺院に入るしかない。坊主になりたくない信平は十五歳の時に、将軍家光の正室と
なっていた姉の孝子を頼って江戸に出た。家光は信平に五十石の禄高と深川に百五十坪の土地と屋敷を与えた。
こうして貧乏旗本暮しを始めた信平は持ち前の気品と秘剣で江戸の悪を斬ってゆく。



後に一万石の大名になった実在の人物・鷹司松平信平を主人公とした時代小説。



山手樹一郎さんの世界でしょうか。


あんまり細かいことはこだわらず、楽しく読みましょうね。



もうひとつ、こちらを。



本 風の市兵衛
辻堂 魁  祥伝社文庫


同心や岡っ引きものは、読みたくないので・・・・・


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         イケそうだな。



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内容 柳原堤下で、武家の心中死体が発見された。旗本にあるまじき不祥事に、遺された妻と幼い息子は窮地に陥る。そこにさすらいの渡り用人唐木市兵衛が雇われた。算盤を片手に家財を調べる飄々とした武士に彼らは不審を抱くが、次第に魅了される。やがて新たな借財が判明するや、市兵衛に不穏な影が迫る。心中に隠されていた奸計とは?“風の剣”を揮う市兵衛に瞠目。


主人公・市兵衛と兄片岡信正他の脇役とのバランスがよく、読みでがあります。上田さんの小説のように重くないので、気持ちよく読むことができます。


浅見光彦みたいな感じかなぁ。



な、なんと。


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第三巻の『帰り船』は、古河・土浦が舞台やないかーい。


だからどうしたと言われたらそれまでなんですが・・・・・


茨城が舞台なのは、すごくうれしい。



現在出ている、五巻全部読みました。



山手さんほど軽くないけど、上田さんほど重くなく、ちょうどよいかげんの作品でしょう。

     娯楽時代小説として、おススメ。


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posted by 金魚 at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 時代小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月15日

上田秀人さんの文庫、まだまだ続く

本 側室顛末 妾屋昼兵衛女帳面
上田秀人  幻冬舎時代小説文庫


またまた、変わったタイトルですねー。


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まーた、一気読みしちゃいました。もうやだ〜(悲しい顔)

             面白いんだもん。


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【内容情報】 (「BOOK」データベースより)
 世継ぎなきはお家断絶。苛烈な幕法に苦しむ大名旗本は、秘かに妾屋を訪れた。そんな稼業を営む山城屋昼兵衛の元に、ある日、仙台藩主の側室の求めが。だが、それを機に将軍継嗣にも絡む大規模なお家騒動が勃発。巻き込まれた昼兵衛は、側室を守る大月新左衛門と共に、大藩との熾烈な暗闘を繰り広げるー。人気沸騰の著者が放つ新シリーズ第一弾。


上田さんの小説は、隙間産業のベンチャーみたいですねー(失礼)。

   闕所物奉行にしても、この妾屋にしても、意外性をついてます。しかし、読ませます!


大名家や旗本、諸藩の重職などに妾を斡旋するビジネスがこの作品のテーマ。

剣は使えるけれども、ちょっと世間を知らない大月、そして山城屋昼兵衛という世故に長けた町人というお約束の後ろ盾。

東北の大藩伊達家の側室の斡旋が藩の財政・存亡につながり、お家騒動の要因に。さらには幕府・将軍家に関わっていくという壮大な話に・・・・・。




これって、二巻目があるのか? 期待を持たせる終わり方です。



池井戸 潤さんの文庫、『果つる底なき』第44回江戸川乱歩賞受賞作。銀行を舞台としたミステリ、これも面白い小説でした。ミステリというより、ハードボイルドって感じかなぁ。企業小説?





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2011年09月12日

上田秀人さんの作品、続く

本  闕所物奉行 裏帳合 (一) 御免状始末
上田秀人  中公文庫


上田さんの作品は相当読んでおりますが、闕所物奉行なんて聞いたこともない役職なもんですから、このシリーズは敬遠してました。


木曜日に久し振りに東京へ出たもので、帰りの電車のひまつぶしに上野で買いました。


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面白いやないの!


半分ほど読んであまりに面白いので、駅を降りてから二巻目を買って帰りました。



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内容(「BOOK」データベースより)
遊郭の打ち壊しが起こり、闕所物奉行、榊扇太郎は競売の入札権を持つ天満屋とともに後始末にあたる。事件を発端に不可解な殺人が続発、そこには水戸藩の思惑と幕府の陰謀が入り乱れていた。やがて吉原にも魔の手がのび、扇太郎にも危険が迫る!痛快時代小説新シリーズ初見参!渾身の文庫書き下ろし。


江戸末期、徳川家斉が将軍職を退きながらも幕政を手放さず、大御所として君臨する時代が舞台である。


水野忠邦が老中となるも、大御所家斉の側近が幕政を壟断し幕府財政の破綻・幕政の腐敗・綱紀の乱れなどが横行した。さらに貨幣改鋳・大量発行により物価は上がり旗本や御家人は困窮した。

水野忠邦がまだ政治の実権を握れず改革に着手できずにいる時期、大御所側近と水野派との権力闘争と江戸裏社会の抗争をからめて、主人公闕所物奉行・榊扇太郎の活躍を描く。


立身出世のために権謀術数を尽くし“妖怪”との異名をとったあの鳥居耀蔵を、上田氏は「幕府のため、ひいては国のために政治を行いたいがために上を目指したが、自己の欲のために動いていない人物として描いている。

しかし、出世のためには手段を選ばず、また能力のない者、従属しない者には容赦のない仕打ちをする狷介な男であり、榊は鳥居の走狗から脱しようと苦しむ。



上田氏の他のシリーズは、将軍職をめぐる権力闘争、さらに幕閣内の権力闘争、そして徳川の歴史の闇をからめて壮大な物語を展開していますが、この作品はそれほど込み入った話ではなく、読みやすい内容となっています。

だからといって小説が劣るわけではなく、表の政治支配の権力闘争と闇社会の支配の抗争が読み手を楽しませます。


平和な時代となり経済が発展しその結果、幕府・武士の生活の基盤である米の価値が下落して行き、幕府、諸藩の財政は悪化し、武士の生活は困窮した。

それに対しての幕府の施策といえば、倹約と貨幣改鋳とは・・・・・優れた人物も数多くいたはずなのに、経済の立て直しはできなかったんですね。

享保、寛政の改革を台無しにした家斉。大御所時代の腐敗政治のために幕府崩壊が加速したようです。奢侈に溺れた後に質素倹約の天保の改革では時計の針を元に戻すのは到底無理でした。

天保の改革から大政奉還まではわずか20数年。

この作品はその少し前、すでに文化の担い手が町人に移った化政文化の時代。第二巻では蛮社の獄がテーマとなっています。



日曜に三巻、四巻、五巻をまとめて買いましたが、あまりの面白さに、もう読んでしまった もうやだ〜(悲しい顔)


次が出るのは数か月先だろーなー。もうやだ〜(悲しい顔)



仕方ないので、新シリーズ、『妾屋昼兵衛女帳面 側室顛末』を買ってきましたw






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2010年06月04日

上田さんの小説、続く

上田さんの小説、別のシリーズを読み始めました。




本 奥右筆秘帳 密封
上田 秀人  講談社文庫


内容(「BOOK」データベースより)
 立花併右衛門は江戸城の書類決裁に関わる奥右筆組頭。権勢を誇った田沼意次の孫意明の死亡届を見て、十二年前の田沼意知刃傷事件に疑念をはさむ。その帰路、何者かの襲撃を受け、隣家の次男柊衛悟を護衛につけるも、二人はすでに幕政の闇の渦中にあった。読み応え抜群、気鋭の新シリーズ開幕。



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今、三作目の『侵蝕』を読んでいますが・・・・・。



十一代将軍家斉の治世、これも権力闘争。


主人公は二人、文の 立花併右衛門・奥右筆組頭
            
                武の 柊衛悟・涼天覚清流の使い手


二人がお互いの無いものを補いながら、危機を乗り越えていく。

    衛悟は、当初は併右衛門の駒のようなものですが・・・    




文武両道のスーパーヒーローにしないところがうまいですな。



幕府の要職にありながら剣の達人というのでは無理がありすぎますから。


柊衛悟は強いと言ってもまだまだ発展途上、物語の中で少しずつ腕が上達していくようです。



幕閣の権力闘争と、将軍家血筋の次期将軍をめぐる暗闘。これが面白い。


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歴史小説の司馬遼太郎、文学の香りを漂わせる山本周五郎、痛快活劇の池波正太郎と、三大巨人が時代小説をやりつくした後。


後に続く小説家は茫然とたたずむ・・・そして、残り物の歴史人物を題材にしたり、下町人情話や八丁堀の捕り物劇を描くしかなすすべがなく・・・言いすぎかなぁ?



そうした中で、上田氏は、政治権力闘争と剣豪の合わせ技で小説を。



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記事を書きかけでほっといたら、三作目は読了し、四冊目の『継承』を読み始めました。




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2010年05月21日

剣豪小説?  上田 秀人 再び

本 悲恋の太刀 ―織江緋之介見参
上田 秀人  徳間文庫




上田さんの小説は、破斬を既に読んでおりますが、
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いまいちだったので、二作目は書店で立ち読みしちゃったー。

          ごめんね、ごめんねー。



申し訳ないので、このシリーズを読んでみようと・・・・・



               
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内容(「BOOK」データベースより)
ふらりと御免色里に現れ、おもむろに慶長大判を取りだしたかと思えば、取り篭った男まで鮮やかに斬ってみせた若侍の緋之介。主の総兵衛に気に入られ、遊女屋に逗留することになったが、次から次へと謎の刺客に襲われる。一体、何者なのか。



勘定吟味役異聞シリーズより、こちらのほうが面白かったなー。



うたい文句では、『剣豪小説』とありますが、ちょいズレてますね。


さらに、時代小説というよりも・・・・・


『政治剣豪小説』?




1作目 悲恋の太刀

2作目 不忘の太刀

3作目 孤影の太刀

4作目 散華の太刀

5作目 果断の太刀

6作目 震撼の太刀

7作目 終焉の太刀




 時は、四代将軍家綱の治世。幕府の要職には、三代家光の寵愛を受けた老中が君臨し、政治を牛耳る。

 権勢を誇る老中も、将軍が代われば失脚する可能性がある。次代の将軍の側に仕えていたものが新たな権力者となる。

 それを防ぐために、自らの手で次の将軍を立てようと画策し、幕閣内の争いから将軍家綱の兄弟さらに御三家との確執・・・全篇権力闘争が繰り広げられる。



 島原の乱から20年ほど過ぎ、平和な時代を享受することと引き換えに、武士の存在意義が問われる。

 戦を知らず、剣を使えぬ若い武士がいる一方、関ヶ原の戦いを経験した長老もまだ現役でいる時代。




 織江緋之介こと小野友悟は将軍家指南役小野派一刀流小野忠常の末子、
めっぽうに強い・・・・・が、頭よくないな。
犬


 腕はあるが、世間知らずで融通の利かない主人公を多彩な人脈が支える。そこが面白いのでしょうか。


オカルトに奔ってしまった佐伯さんの密命シリーズより遥かに面白い小説とおススメします。
         

          権力闘争・剣豪小説





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posted by 金魚 at 21:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 時代小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月13日

上田秀人  勘定吟味役異聞

本 破斬―勘定吟味役異聞
上田秀人  光文社時代小説文庫



なんだか、佐伯さんの『密命』シリーズが、つまんなくなったので、他の本を探してみました。



文庫・密命シリーズの最新刊、『再生』は、まぁたオカルトだよ。もうやだ〜(悲しい顔)



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内容(「BOOK」データベースより)
六代将軍家宣は、懐刀の新井白石の進言により勘定吟味役を復活、水城聡四郎が抜擢された。聡四郎は、勘定方に関わる一切を監査する役に戸惑いながらも、幕府財政の立て直しを図る。そんなとき、手抜き工事絡みで、庶民の貨幣への不信を知った。数回に及ぶ小判の改鋳は誰が?それに絡む利権の集約先は!?不正を糺す、聡四郎の免許皆伝・一放流必殺の太刀。



密命シリーズは、八代将軍吉宗の時代ですが、こちらは、六代将軍家宣の治世、新井白石が政治の中心となる時代が舞台であります。


・・・・・密命より面白いかなぁ。



だけどねー。


三冬(剣客商売の話ですよ)みたいに剣技に秀でているならわかるけど、全く武術の心得のない娘が、免許皆伝の男の危機に心配で駆けつけるなんて・・・・・


昭和30・40年代のヒーロー物によくあったパターンかなぁ。

         ありえんよね〜 雪


結局つかまって、人質になり、足手まといになるんですよね。



まー、そりゃあヒーロー、ヒロインが死んじまったら、話が終わっちゃうから、必ず助かるわけですけど・・・。

         このリアリティのなさ。



助けてもらって、礼も言わずに、文句を言ったり・・・タカビーな女。



なんだかなぁ。

         続きを読む気がしなくなるなー。



文庫のオビにね、

「すぐにも次を読みたくなる 時代小説通をうならせた上田秀人ワールドへようこそ! 文教堂が推挙!



あ、文教堂さんの推挙だったよ。やめときゃよかった。犬



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仕事場で昼休みに読んでいた、剣客商売(池波正太郎)、長編を除いて読み終わりました。


         やっぱり、別格です。


   あー、池波さん称賛するだけになっちゃった。犬






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posted by 金魚 at 22:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 時代小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月27日

密命シリーズ

密命シリーズ、読み続けています。



はじめのころは2冊ずつ買っていたんだけど、めんどくさくなって、3巻ずつ買っている。


雪 巻之十四は、いただけなかったなー。



秘剣とやらで、剣や木刀に炎が立ち昇るのは、まぁ許せるとしても・・・                      許しちゃうのかい。がく〜(落胆した顔)



オカルトはなー・・・もうやだ〜(悲しい顔)



死者が蘇っちゃうんですよ! 犬



いくらなんでも・・・こりゃー駄作だよね。 


ちょっと、がっかりしました。もうやだ〜(悲しい顔)



といいつつ、18巻まで読んでいるけど。犬



今月中に出ている文庫本全部読み終えようと思っていたんですが、明日から2日間ヤボ用がありまして・・・


            三月に持ち越しかぁ。


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posted by 金魚 at 00:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 時代小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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