2016年02月11日

定番?、鉄板?

📖 警視庁公安部・青山望 頂上決戦
濱 嘉之  文春文庫


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買うのも読むのもちょいと遅くなっちゃいまして。



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内容紹介
初冬の温泉郷で発生したフグ毒殺人は、公安vs巨悪「頂上対決」の幕開けだった―。上海と香港の中国マフィア勢力争い、新旧日本ヤクザの利権争い、そして警視庁に巣食う派閥争い。それぞれの大分裂が絡み合う中、青山ら同期カルテットが対峙する新たな敵の正体とは。公安警察を知りつくした著者による人気シリーズ第7弾!


この作家のアマゾンレビューはいつも結構厳しいんですよねw



一般人がうかがい知れない裏社会を、また今日的な話題を読ませてくれるだけで面白いのですが。


オイラはけっこうハマっています。


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posted by 金魚 at 21:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月22日

もっと評価されてほしい。

📖 つれづれ、北野坂探偵舎 トロンプルイユの指先
河野 裕  角川文庫



このシリーズの第一作を取り上げたときに・・・
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好きな作家の本がまったく出ていない端境期に・・・

    端境期という言葉が適切ではないのですが、他に思い浮かばないので・・・

しかたなく手に取った本でして・・・失礼w

とか、

幽霊が出てくるのにはがっかりしたけど・・・(背表紙に書いてあるよねw)

ライト・ミステリーだから、しょうがない。


とか、


酷評してしまいましたが・・・・・。



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第二作、第三作と読み進むうちに、オイラの評価はうなぎのぼり・・・
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当初はラノベのように思い込んで読んでいた作品でありましたが・・・


『傑作』と言ってもいいのではないかと。


直木賞をあげたいw



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内容(「BOOK」データベースより)
ここは、どこだ―目が覚めると、小暮井ユキは知らない神戸の街にいた。そして、そこで彼女は、亡くなった親友・星川唯斗と再会を果たす。夢と現実が交錯する奇妙な世界に迷い込んでしまったユキの意識。一方、佐々波と雨坂は、現実世界で倒れ目を覚まさないユキに、“紫色の指先”と呼ばれる、得体のしれない幽霊の意志を感じる。幽霊の世界に誘われたユキの意識を連れ戻すため、佐々波と雨坂は、最大の謎解きに挑むが!?



4作までの中でも、作家と編集者との関係や、真の小説とはなにか、ということに言及がありましたが、この5作目では、本格的に問いかけています。


【小説を完成させるのは、作者なのか、読者なのか。】


『巨大で漠然とした問題』の章でのこのページの文を読むだけでも価値がある。

ミステリとしても面白い。


続刊を読みたいか? と問われれば、

     今すぐにでも読みたい。


今、上田秀人さんより今野敏さんより濱嘉之さんよりこの作家の次作を読みたいと思う。



「たとえば、夜道をひとり歩く女性の描写になにを思うか。夏という言葉からまず連想する景色はなんなのか。実直に夢を語る青年を肯定するか否定するか。すべては読者に委ねられ、それは文化と各々の経験で異なる姿になる。小説は読者の価値観を前提として書かれ、そしてその価値観はみんな少しずつ違う形をしている。」



ここはねー。若いころから疑問に思っていたところなんですよね。



高校の国語の授業で、詩を読んだのだが、その作品の明るいきらきらしたような雨の描写に違和感を持った。

どうやら舞台は、地中海周辺の街のようだ。

授業を終えた時に教師に質問をした。

「雨といえば、日本人はどうしても梅雨や秋の長雨のようなイメージが浮かぶもので、このような雨の描写にはなかなか馴染めないのではないですか。」


答えは、あっさりとバカにしたように、

「そういうのを経験主義というんだよ。」


大学時代のオイラだったら、

「トンチキ野郎。」

って言っただろうw




【文学は、多くの前提を必要とする芸術】


「結局のところ、小説は設計図でしかないのだ。組み立てるパーツは読者の中にあり、組み立てる作業は読者によって行われる。どんな名作であれ、その作品が求めるパーツを読者が持っていなければ、決して完成には届かない。
 天才の小説は、天才だけが美しくくみ上げるものだろうか。
 それとも天才の小説は、万人が美しくくみ上げるものだろうか。」



【 完璧な小説 】というものはあるのか?


是非読んでみたいものである。





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posted by 金魚 at 20:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月15日

収穫

初めは低評価だったんですけどね・・・
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この作家、はまりました。


📖 つれづれ、北野坂探偵舎 著者には書けない物語
河野 裕  角川文庫

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内容紹介
大学に進学した小暮井ユキが出会ったのは、「ラバーグラス」という演劇サークル所属の大野さんと、シーンごとにバラバラとなった脚本にとり憑いているという幽霊の噂。「その事件、解決しちゃいませんか?」ユキは、サクッと持ちかけるが、駆り出されるのは、もちろんあの2人の“探偵さん”で…。“小説家”と“編集者”のコンビが、幽霊にまつわる謎を、物語を創るように議論しながら解き明かす、異人館の街をやさしく彩る探偵物語。


📖 つれづれ、北野坂探偵舎 ゴーストフィクション
河野 裕  角川文庫

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内容紹介
屋敷のどこかに眠っているはずの、一枚の絵を捜して欲しい―昔馴染みの女性の依頼で、佐々波と雨坂は、山の上に佇むある洋館に向かった。しかし館では不思議な現象が起こり、スズメ、人形、オーディオスピーカーは、佐々波に冷やかに告げる―ここから出ていけ!謎めいた人人、歪んだ愛情、嫉妬、葛藤、そして嘘…果たして二人の“探偵”は、幽霊が仕掛けた物語の結末を、得意の議論で正しく描くことができるのか―!?



📖 つれづれ、北野坂探偵舎 感情を売る非情な職業
河野 裕  角川文庫
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内容紹介
若き編集者佐々波は、時代遅れになった文学賞の運営を担当していた。胡散臭い上司、口うるさい後輩、再デビューを目論む作家の思惑が絡み合い、賞の選考は進む。そんな中、佐々波は優秀な校正者だった最愛の恋人を突然失う。彼女はなぜ死んだのか?残された疑問に、幽霊となった恋人は答えない。だが事故に遭い眠り続けていた“天才”が口を開く時、すべてのピースが繋がり始めて―小説への、無音の狂気と愛情の物語。



『幽霊』が出てくるのが、なんだかなー、と思いましたが・・・



第一作より第二作、第二作より第三作と、回を重ねるごとに面白くなっています。



と言いつつ、4作目読むの中断して、新書を2冊先に読んでしまいましたがw



こういう小説は好きなんだなぁ。



次女は、合わないと言った。

かみさんは面白いと言った。



オイラには、この文体も内容も、東川篤哉さんより三上延さんより合ったんですね。



今年は少し冒険して、好みの作家を増やすことができました。


浅葉なつ  神様の御用人

佐藤青南  行動心理捜査官 楯岡絵麻

河野 裕  つれづれ、北野坂探偵舎



これをこれまでのお気に入り(上田秀人、今野敏、濱嘉之)に加えれば、ローテーションで当分いけるんじゃないかなー。

  ※ 神様の御用人の五巻目はもうすぐ出る予定です 



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posted by 金魚 at 22:13| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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